ユニゾン、ナノ×マイファスら歌唱! 2013秋アニメ主題歌まとめ
この秋も注目のタイトルがズラリと揃ったTVアニメ。もちろん音楽面でも、作品の顔とも言える主題歌や、物語の演出に欠かせない劇半曲、その世界から派生したキャラクター・ソングなど、話題に事欠きません。そこでタワーレコード音楽ニュースでは、2013年秋の新番組の放送がひと通りスタートしたこのタイミングで、今秋のアニメ作品のなかからオススメの主題歌やテーマ曲を厳選のうえ紹介します!
まずタワー的にもイチ押しなのが、ほぼ全編3DCG作品としても話題の「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」のオープニングを飾る、ナノとMY FIRST STORYのコラボ・チューン“SAVIOR OF SONG”。年齢どころか性別も不詳のミステリアスなバイリンガル・シンガーとして知られるナノと、インディー・ロック・シーンで人気急上昇中のマイファスのタッグによる疾走感全開のラウド・サウンドが、緊迫感に満ちたSF海洋アクションを盛り上げています。海上自衛隊の許可を得てイージス艦の上で撮影したPVにも注目!
そして「夜桜四重奏 -ハナノウタ-」のオープニング・テーマを担当しているのが、「TIGER & BUNNY」の主題歌などでアニメ・ファンからの支持も厚い3ピース・バンド、UNISON SQUARE GARDEN。彼らはOAD版「夜桜四重奏」でも主題歌を手掛けており、今回は11月6日リリースの新曲“桜のあと(all quartets lead to the?)”を提供しています。ユニゾンお得意の爽やかなメロディーが心地良く駆け抜けるロック・ナンバーなので要チェック! なお、ユニゾンのソングライター・田淵智也(ベース)プロデュースによるキャラソン集と、やしきん制作のサウンドトラックをセットにした2枚組アルバム『キャラクターソングベスト&オリジナルサウンドトラック「桜新町の鳴らし方。」』も11月27日に登場します。
続いては、人気作「天元突破グレンラガン」を生み出した監督:今石洋之×脚本:中島かずきのコンビが送る完全オリジナル・アニメ「キルラキル」。OP曲の藍井エイル“シリウス”、ED曲の沢井美空“ごめんね、いいコじゃいられない。”は共に、圧倒的なテンションで繰り広げられるアニメ本編の内容に負けず劣らずの力強さを持った、熱い楽曲に仕上がっています。ちなみに、このアニメの各話サブタイトルは、昭和歌謡の曲名から引用されている模様(Char“気絶するほど悩ましい”、南沙織“純潔”など)。この先どのようなタイトルが出てくるのかも気になりますね。
また、今期はスポーツものが多いのも特徴。なかでも話題なのが、バスケットボールを題材にした週刊少年ジャンプ連載作「黒子のバスケ」の第2期。今回は前シリーズと同様に、KISHOWこと谷山紀章がヴォーカルを務めるGRANRODEOと、Ta_2こと鈴木達央を中心としたOLDCODEXという人気ユニットが主題歌アーティストに。両者ともロック魂溢れるアグレッシヴな新曲で作品をサポートしています。
ほかにも野球アニメ「ダイヤのA」では、「けいおん!」主題歌などで知られるTom-H@ckが大石昌良をフィーチャーしたオープニング曲“Go EXCEED!!”、声優の日笠陽子がエンディング曲“Seek Diamonds”で登板。オタクの主人公が自転車レースに情熱を燃やす「弱虫ペダル」のテーマ曲は、ロック・バンドのROOKiEZ is PUNK'Dとアンダーグラフがそれぞれ歌っています。
また、サンライズ制作のオリジナルSFアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」2ndシーズンでは、T.M.Revolutionと水樹奈々による夢のコラボがふたたび実現! 今回は水樹奈々×T.M.Revolution名義で、Elemants Gardenの上松範康ら水樹作品ではお馴染みの制作陣がバックアップした楽曲“革命デュアリズム”をデュエットしています。2人の絶唱が鳥肌もののコラボとなっているので、ぜひチェックを!
さらに陰陽師たちが活躍する現代を舞台としたアクション・ファンタジー「東京レイヴンズ」では、ディアステージからアニソン・シンガーとして羽ばたいた黒崎真音がオープニング・テーマを担当。人気クリエイター集団、I'veの高瀬一矢を起用したトランシーなダンス・ロック・チューン“X-encounter”を歌っています。一方のエンディング・テーマは、fripSideのヴォーカルとしても活躍する声優・南條愛乃のソロ曲“君が笑む夕暮れ”。こちらもI'veより井内舞子が曲提供しています。
マングローブ制作のオリジナル・アニメ「サムライフラメンコ」は、YUKIや元気ロケッツ、Tomato n' Pineなどを手掛けてきたことで知られる玉井健二とagehaspringsが音楽を制作。SPYAIRによるOP曲“JUST ONE LIFE”、劇中アイドル・ユニットのミネラル☆ミラクル☆ミューズが歌うED曲“デートTIME”のプロデュースも担当しています。後者は、曽我部恵一ランデヴーバンドやL.E.D.のメンバーでもある横山裕章の作曲というトピックも。
海のなかで暮らす人々が存在する、少し不思議な世界での少年少女の青春模様を描いたファンタジー作品「凪のあすから」では、女性シンガーのRayとやなぎなぎがそれぞれ歌うテーマ曲はもちろん、超美麗な映像に美しく寄り添う劇伴にも注目したいところ。こちらはamazarashiのプロデュースやドラマ「黒の女教師」の音楽など幅広い活動で注目を集める出羽良彰によるもの。渡辺善太郎やDEPAPEPEの徳岡慶也と三浦拓也、Saigenjiも楽曲提供しています。
そして忘れちゃいけないのが、この10月に放送2年目に突入した「アイカツ!」。テーマ曲はこれまで同様にディアステージのキャストによるユニット、STAR☆ANISが担当し、OPテーマ“KIRA☆Power”はEDMのフレイヴァーを採り入れたポップなダンス・チューン、EDテーマ“オリジナルスター☆彡”はネオンの煌めきが似合うディスコティックなナンバーに仕上がっています。劇中に登場する数々の挿入歌も名曲揃いなので、引き続き注目を!
ほかにも、河野マリナが歌う「〈物語〉シリーズ」セカンドシーズンの新EDテーマ“その声を覚えてる”(神前暁プロデュース)や、声優の原田ひとみによる「機巧少女は傷つかない」のOPテーマ“Anicca”(作・編曲はLiSA“oath sign”“crossing field”の編曲で知られるとく)など、紹介したい作品はまだまだ尽きないのですが、長くなってしまったので今回はここまで。気になるタイトルがあれば、ぜひアニメのオンエアとCDをチェックしてください!
カテゴリ : ニュース | タグ : TV アニメ(CD) アニメ(DVD/ブルーレイ) 声優
掲載: 2013年10月23日 15:14