Ed Sheeran（エド・シーラン）、最新アルバム『÷』より漫画家 ほしよりこが手掛けた“Supermarket Flowers”アニメーションMV公開

いよいよ自身初となる日本でのドーム公演まで1週間を切った、イギリスが世界に誇るシンガー・ソングライター、Ed Sheeran。彼らが2017年3月にリリースし、世界的大ヒットを記録した3枚目のアルバム『÷』より、“Supermarket Flowers”のアニメーション・ビデオが公開された。

エド・シーラン「スーパーマーケット・フラワーズ」 ほしよりこ Ver.

Ed Sheeranにとって初めての全編アニメーションとなったこのミュージック・ビデオは、手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作家である漫画家 ほしよりこが手掛けたものになっており、Ed Sheeran、そしてEdが愛する猫2匹（CalippoとDorito）が登場した心温まる物語に仕上がっている。

今回の企画は、Ed Sheeranが歌うストーリーと、ほしよりこが描く優しいタッチのイラストがピッタリだということから、ワーナーミュージック・ジャパンがほしよりこにコンタクトを取り、ほしよりこもEd Sheeranを好きだったことから実現に至った。2018年の5月ごろから打ち合わせがスタートし、約10ヶ月の歳月を経て完成したこのアニメーションは、約600枚にも及ぶすべてのイラストをほしよりこが自ら執筆。イラストを描くにあたり、Edのルーツであるアイルランドやロンドンなどのゆかりの地にも訪れ、その原風景がこのアニメーションにも描かれている。

ほしよりこは今回のアニメーションを手掛けたことについて、このようにコメントを寄せている。

繰り返し聴くほどにシンプルながらも心の奥深いところまで沁みいるこの曲。私が最初に聴いた時に感じた心のこもった素朴な美しさをどのように表現したら良いのか。絵を描くにあたって具体的なモチーフが欲しくてアイルランドを一人旅しました。エドの音楽を通して聴き印象に残ったケルトの文化から何か見つけたかったからです。アイルランドの端っこのイニシュモアアイランドで見つけた自然と動物たち、曇り空から差すそれらを賛美するような光が私のことも導いてくれたと思います。本格的なアニメーションの作画は初めての経験で手探りの中、アニメーターの方にたくさん助けていただいて作業することができました。

―― 漫画家 ほしよりこ

また、今回の企画のプロデューサーを務めた井上淳は以下のようにコメントしている。

ほしさんが描いた原画を、アニメーターが中割り、つまり動画になるよう書き起こし、その作画の絵を、再度ほしさんがなぞるように清書、それらを取り込み音とシンクロするように編集という、これまでにない工程でほしさんのクロッキーの美しさを生かすように制作をしました。一枚一枚の絵に愛情がこもっていて、登場する猫たちや草花に生命を与えています。ほしさんのその優しい眼差しがフィルムにも定着していると思います。

―― プロデューサー 井上淳

ちなみに、このビデオに登場するEdの愛猫、CalippoとDoritoは2018年8月にInstagramのアカウント（＠thewibbles）を開設。フォロワー数は37万人を超えるほどの世界的人気猫インスタグラマーである。

▼来日ツアー情報
「Ed Sheeran DIVIDE WORLD TOUR 2019」
4月9日（火）東京ドーム
4月23日（火）京セラドーム大阪

スペシャル・ゲスト：ONE OK ROCK
［チケット］
東京公演追加席予約待ち2次受付：～4月7日（日）23:59
※大阪公演はSOLD OUT

公演サイト：https://edsheeran.jp