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AC/DC(エーシー・ディーシー)、6年ぶりニュー・アルバム『Power Up』11月13日リリース決定。第1弾シングル“Shot In The Dark”公開

AC/DC
Photo: Josh Cheuse

2014年の『Rock Or Bust』以来となるAC/DCのオリジナル・アルバム『Power Up』(※アートワーク表記はPWR UP)が、11月13日にソニーミュージックより世界同時発売されることが発表された。同時に、アルバムからの第1弾シングル“Shot In The Dark”も本日公開となった。

AC/DC - Shot In The Dark (Official Audio)

1973年の結成以来、ただひたすら同じスタイルでロックンロールし続けるAC/DCは、全アルバムの累計セールスが2億枚という圧倒的存在としてロックの頂点に鎮座し続けてきた。メジャー・デビュー後の16作品すべてがミリオンセラーを記録し、中でもこの夏に発売40周年を迎えた1980年の歴史的名盤『Back In Black』は、ポピュラー音楽史上においてMichael Jacksonの『Thriller』に次ぐ世界第2位の5,000万枚セールスという金字塔を打ち立てた。

そんな破格のキャリアを歩んできた彼らだが、前作『Rock Or Bust』時には様々な困難に見舞われていた。ドラマーのPhil Ruddがアルバム発売直前に不祥事で逮捕されたことに始まり(代役は元メンバーのChris Slade)、ワールド・ツアー中にはヴォーカルのBrian Johnsonが聴覚障害によりツアー離脱を余儀なくされ(代役は自ら志願したAxl Rose/GUNS N' ROSES)、さらにツアー終了時にはベースのCliff Williamsが引退を表明した。そして何より悲しい衝撃が2017年11月、バンドの創始者であり、弟Angus Young(Gt)と二人三脚でバンドを牽引してきたリズム・ギターの天才、Malcolm Youngの他界である(享年64)。ソングライターで稀代のリフ・メイカーだったMalcolmの死は途方もなく大きな喪失感をバンドとファンにもたらしたのだった。

この6年ぶりの新作『Power Up』は、全曲AngusとMalcolmの共作で構成された1点の曇りもないAC/DC作品に仕上がっている。Malcolmが遺していた数々のアイディアをAngusが中心となって完成させたのである。プロデュースは前2作に続きBrendan O'Brien(PEARL JAM、RAGE AGAINST THE MACHINE、Bruce Springsteen他)、ミックスも同じくMike Fraser(METALLICA、AEROSMITH、VAN HALEN他)が務めている。去る10月1日には、Brian、Phil、Cliffの正式カムバックも晴れて発表された。Angusが牽引し、メンバー全員でMalcolmのロック魂を引き継いでいくんだという決意表明がアルバムを一段と屈強(パワーアップ)なものとしている。

 

▼リリース情報
AC/DC
ニュー・アルバム
『Power Up』
11月13日(金)リリース


01. Realize
02. Rejection
03. Shot In The Dark
04. Through The Mists Of Time
05. Kick You When You're Down
06. Witch's Spell
07. Demon Fire
08. Wild Reputation
09. No Man's Land
10. Systems Down
11. Money Shot
12. Code Red

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2020年10月07日 16:30