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THE YELLOW MONKEY、1万9,000人と共に作り上げた東京ドーム公演のレポート到着。「このライヴを自分の歴史に刻もうと思います」

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2020年11月06日 16:45

THE YELLOW MONKEY
Photo by 横山マサト

昨年30周年を迎えたTHE YELLOW MONKEYが、「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-」を東京ドームで開催した。今年4月にバンド史上最大規模となる初の三大ドーム・ツアーのファイナルを飾る予定だった東京ドーム2デイズが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、この日は、新たに発表されたドーム&アリーナ4本立てライヴの初日公演だった。すでに完成しつつあった東京ドーム公演を「幻で終わらせたくない」という想いで開催されたこの日は、会場に制限キャパの上限1万9,000人のお客さんが集結したほか、ストリーミング配信やWOWOWの生中継など、会場に足を運ぶことができないリスナーも同じ時間を共有できるハイブリッド公演として開催。バンドの歴史に新たな1ページを刻んだ。

スクリーンに表示されたカウントダウンの数字がゼロになると、ストリングスによる厳かなSEが流れ、スクリーンにリハーサルの風景が映し出された。ドームの天井に光の粒が神秘的に輝き、“真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~”からライヴが始まる。4月以降、止まったままだったバンドの時間が再び動き出すような圧倒的な高揚感に包まれるなか、吉井和哉(Vo、以下「吉井」)の「暴れるぞ! 東京!」という叫び声から突入した“SPARK”では、廣瀬洋一(Ba、以下「ヒーセ」)と菊地英昭(Gt、以下「エマ」)が花道へと歩み出た。「もう何も細かいことは言わなくていいや。最高の夜にしたいと思います!」という吉井の言葉から、大小LEDスクリーンを組み合わせたダイナミックな映像とともにエネルギッシュなグルーヴが躍動した“Balloon Balloon”へ。歓声や合唱は禁止だったが、声ではなく、身体で答えるコール&レスポンスで会場を温めた“Tactics”で湧かせると、“球根”では、エマが弾くギターに呼応するように赤い閃光がうごめき、生命力に満ちた演出で会場を魅了した。

中盤、花道をわたり、センター・ステージへと移動。「ここからは我々4人で30周年の歩みを奏でたいと思います」と伝え、360°を客席に囲まれたステージで、繊細な光がドームに美しい幾何学模様を描いた“花吹雪”を届けた。吉井がタンバリンを叩きながら軽やかに歌った“SLEEPLESS IMAGINATION”、真っ赤な照明が怪しげにステージを染めた“BURN”と、エネルギッシュな楽曲が連発すると、客席のお客さんは思い思いに身体を動かし、会場は熱気に包まれていった。4人を円錐形の光が囲んだ名曲“JAM”では、事前に「Sing Loud! あなたの声を、会場へ、メンバーへ。」と題した企画で募集していたお客さんの歌声が会場に流れた。たとえ声を出せないライヴでも、ファンとともにひとつの楽曲を完成させた瞬間は、「お客さんと一緒にライヴを作り上げる」という理想を追求し続けるTHE YELLOW MONKEYがこの状況下に提示したひとつの答えだった。

再びメイン・ステージに戻り、スクリーンに星空を映し出した幻想的な景色のなかで届けた“メロメ”から、パワフルな演奏と共に特効が炸裂した“天道虫”へ。かつてバンドの終末を歌った“メロメ”から、新たなバンドの決意を感じさせた“天道虫”へつないだ流れは、一度は解散を選んだ20世紀のTHE YELLOW MONKEYが残した悲しみの思い出を、21世紀のTHE YELLOW MONKEYが塗り替えるような演出だった。菊地英二(Dr、以下「アニー」)のドラムを皮切りにメンバーの演奏がシャープに重なった“パンチドランカー”から、さらにライヴの熱狂が加速する。「今回の東京ドームは本来の俺たちが望むべきかたちじゃないかもしれないけど、もうイエローモンキーの勲章として、自分の歴史に刻もうと思います」と吉井。「40周年、50周年も、ここで絶対やらせてもらいたいなと思っています」と言うと、「Sing Loud!」企画で事前に集めた歌声と共に届けた“バラ色の日々”で、お客さんが一斉にタオルを掲げた。“SUCK OF LIFE”では、吉井がマスクをしてエマにキスをするという、この状況ならではのパフォーマンスでも湧かせると、“パール”ではレーザーの光が縦横無尽に飛び交った。本編のラストは、ドーム・ツアーのための新曲として完成させた温かいナンバー“未来はみないで”。眩い光が会場を包み込み、「好きな歌を一緒に歌わないか?」と語りかけるフレーズが、イレギュラーな東京ドーム公演のラストを優しく締めくくった。

再び4人がステージに登場すると、本編の熱量がまったく衰えないまま“楽園”からアンコールへ。息つく暇もなくはじまった“ALRIGHT”では、曲中のメンバー紹介で、お互いに「30周年おめでとう!」と祝いの言葉を掛け合った。ステージに炎が吹き上がり、バンド名をかたどった巨大な電飾が登場した“悲しきASIAN BOY”を経て、ラストは“プライマル。”。アニーが叩き出す軽やかなビートにのせて、お客さんが腕に装着したリストバンド型フリフラがリズミカルに点灯するなか、演奏の終わりと同時に花火が上がり、ライヴは終演。大きな拍手に見送られながら、吉井は「またやるぞ!」という言葉を残して、ステージをあとにした。

THE YELLOW MONKEYの「30th Anniversary LIVE」は、このあと、11月7日の横浜アリーナ、12月7日の国立代々木競技場第一体育館、12月28日の日本武道館公演が決定している。

THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY

Photo by 横山マサト

なお、THE YELLOW MONKEYは、2021年2月3日に、30周年を記念した20年ぶりとなるライヴ・アルバム『Live Loud』をリリースする。2019年12月28のナゴヤドーム、2月11日の京セラドーム大阪、11月3日の東京ドーム公演から、ファン投票をもとに収録曲がセレクトされる。終了した「メカラ ウロコ」が一夜限り復活したようなナゴヤドーム公演では、““I””や“シルクスカーフに帽子のマダム”といった隠れた名曲が披露され、京セラドーム公演では、序盤から“FINE FINE FINE”や“MOONLIGHT DRIVE”といった骨太なロックンロールを畳み掛けて、ドームをライヴハウスのような空間に変えた。30年間の集大成として位置づけられたドーム・ツアー3公演から厳選されるライヴ・アルバムは、最新のTHE YELLOW MONKEYをパッケージする30周年の決定盤となるだろう。

 

▼ライヴ情報
「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-」
11月7日(土)横浜アリーナ
※ライヴ・ストリーミング実施

「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -YOYOGI SPECIAL-」
12月7日(月)国立代々木競技場第一体育館

「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -BUDOKAN SPECIAL-」
12月28日(月)日本武道館
※WOWOW生中継実施

特設サイトURL:https://theyellowmonkeysuper.jp/feature/30th_live

 

▼リリース情報
THE YELLOW MONKEY
ライヴ・アルバム
『Live Loud』
2021年2月3日(水)リリース


■特設サイト:http://tym30yeardome.com
投票スタート:11月7日(土)12:00~
収録内容発表:12月28日(月)日本武道館公演後

 

▼企画情報
「Sing Loud! あなたの声を、会場へ、メンバーへ。」
■カラオケDAM「DAM★とも」
THE YELLOW MONKEYの「30th Anniversary LIVE」会場で流す歓声や歌声を大募集。メンバーへの掛け声もOKです。カラオケで一緒にライヴ会場で歌っているように録音してください。参加者の中から抽選で50名様に「Sing Loud!オリジナルスマホスタンド」をプレゼント。
応募期間:~12月10日(水)
詳細ページはこちら

 

▼番組情報
「6カ月連続特集!THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary WOWOWスペシャル」

「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary WOWOW Special -Prologue-」
12月12日(土)15:30~ WOWOWライブ

「HISTORY OF THE YELLOW MONKEY 2020」
12月26日(土)21:00~ WOWOWライブ

「生中継!THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -BUDOKAN SPECIAL-」
12月28日(月)18:25~ WOWOWプライム

「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-」
2021年1月放送予定

「DOCUMENT OF THE YELLOW MONKEY」
2021年1月放送予定

「THE YELLOW MONKEY PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3.10 横浜アリーナ ~WOWOW Edition~」
2021年2月放送予定

「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016-SAITAMA SUPER ARENA 2016.7.10-」
2021年3月放送予定

「THE YELLOW MONKEY Music Video Collection」
2021年4月放送予定

■番組サイト:https://www.wowow.co.jp/yellowmonkey/

 

▼THE YELLOW MONKEY応援ページ

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