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「2022年本屋大賞」、逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」が大賞を受賞。デビュー作での快挙達成

同志少女よ、敵を撃て

全国の書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票する「本屋大賞」。このたび大賞受賞作に、逢坂冬馬の「同志少女よ、敵を撃て」が選ばれた。

早川書房より昨年2021年11月17日に刊行された「同志少女よ、敵を撃て」は、発売前からSNSで多くの書店員が絶賛し、プロの作家/書評家からも高く評価され、今回大賞受賞作に選ばれた。デビュー作での受賞は、2009年の湊かなえ「告白」以来で、デビューして5ヶ月という最速での快挙達成となった。

なお、「2022年本屋大賞」のすべての順位は以下の通り。

1位「同志少女よ、敵を撃て」 / 逢坂冬馬(早川書房)
2位「赤と青とエスキース」 / 青山美智子(PHP研究所)
3位「スモールワールズ」 / 一穂ミチ(講談社)
4位「正欲」 / 朝井リョウ(新潮社)
5位「六人の嘘つきな大学生」 / 浅倉秋成(KADOKAWA)
6位「夜が明ける」 / 西加奈子(新潮社)
7位「残月記」 / 小田雅久仁(双葉社)
8位「硝子の塔の殺人」 / 知念実希人(実業之日本社)
9位「黒牢城」 / 米澤穂信(KADOKAWA)
10位「星を掬う」 / 町田そのこ(中央公論新社)

 

■「同志少女よ、敵を撃て」推薦コメント
とうてい新人の手とは思えなかった。まず、文章表現には不利な戦闘シーンの描写がうまい。これは想像力と語彙の豊かさによってもたらされているのだが、だとすると作者は天賦の才を与えられている。(「オール讀物」3・4月号より)

―― 浅田次郎(作家)

 

アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。

―― 北上次郎(書評家)

 

これは武勇伝ではない。狙撃兵となった少女が何かを喪い、何かを得る物語である。

―― 桐野夏生(作家)

 

復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。

―― 鴻巣友季子(翻訳家)

 

多くの人に読んで欲しい!ではなく、多くの人が目撃することになる間違いなしの傑作!

―― 小島秀夫(ゲーム・クリエイター)

 

今だからこそなおさら読むべき本。一人の少女の視点を通して、戦争が人を壊していく様子がものすごい熱量で描かれている。人間とはなんなのか。敵と味方とは。この本を読んだあと、今の世界の姿が変わって見えた

―― 為末大(スポーツ・コメンテーター)

 

衝撃的な結末にこの物語のすべてが詰まっている。

―― 法月綸太郎(作家)

 

戦争は女の顔はもちろんのこと、男を含めたあらゆる性別の顔もしておらず、つまり人間の顔をしていないのだという事実を物語ろうとする、その志の高さに感服した(「オール讀物」3・4月号より)

―― 三浦しをん(作家)

 

▼書籍情報
逢坂冬馬
「同志少女よ、敵を撃て」


青山美智子
「赤と青とエスキース」


一穂ミチ
「スモールワールズ」


朝井リョウ
「正欲」


浅倉秋成
「六人の嘘つきな大学生」


西加奈子
「夜が明ける」


小田雅久仁
「残月記」


知念実希人
「硝子の塔の殺人」


米澤穂信
「黒牢城」


町田そのこ
「星を掬う」


オススメ情報

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 書籍

掲載: 2022年04月06日 18:15