「第15回MOE絵本屋さん大賞2022」、第1位は鈴木のりたけ作「大ピンチずかん」

第15回MOE絵本屋さん大賞2022

全国の「絵本屋さん」3,000人が選んだ「今年もっともおすすめしたい絵本」を決定する「MOE絵本屋さん大賞」。「第15回MOE絵本屋さん大賞2022」の第1位を、鈴木のりたけ作「大ピンチずかん」（小学館）が受賞した。

「大ピンチずかん」では、牛乳がこぼれた、セロハンテープの端が見つからない、トイレの紙がない、毎日のなかで襲い来る様々な大ピンチを「なりやすさ」と「大ピンチレベル」で解説。一家に1冊必携の図鑑となっている。

■鈴木のりたけコメント（「MOE 2023年2月号」より抜粋。インタビュー全文は誌面にて）
ピンチで落ち込んだり、イライラ、ドキドキしたりすると。
よけいにうまく行かないですよね。
「ああ、こういうこともあるよな」って面白がりながら、
ピンチを俯瞰して、力強く前に進めるような、
そんな効力のある本になるといいなと。

また部門賞では、「新人賞」第1位を田中達也作「くみたて」（福音館書店）が、「ファーストブック賞」第1位をひらぎみつえ作「ころりん・ぽい！」（ほるぷ出版）が、それぞれ受賞している。

さらに「MOE 2023年2月号」では、表紙＆巻頭で「第15回MOE絵本屋さん大賞2022」を大特集。受賞作家へのインタビュー、「絵本屋さん」たちの推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりと届ける。

なお白泉社の公式YouTubeチャンネルでは、オンラインで開催された「第15回MOE絵本屋さん大賞2022」の表彰式が公開。第1位を受賞した鈴木のりたけの登壇をはじめ、受賞作家たちが寄せた映像や直筆コメントなどで参加しているので、ぜひチェックしてほしい。