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佐野元春、1983年製作/劇場公開のライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『Film No Damage』スペースシャワーTVにて3月31日放送決定

佐野元春

1983年に製作、劇場公開された佐野元春のドキュメンタリー映画『佐野元春 ライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『Film No Damage』』が、3月31日22時よりスペースシャワーTVにて放送されることが決定した。

ミュージック・ビデオもまだ殆どなかった時代。1983年に制作された日本初とも言える本格的長編ロック・ドキュメンタリー・フィルム。撮影監督は日本におけるロック・ドキュメンタリー映像作家の第一人者でありパイオニア 井出情児。佐野元春が自身のドキュメントを撮影してほしいと自ら井出に依頼し、制作が実現した。

当時27歳の佐野元春は、その活動ベースを日本からアメリカへ移そうと考えていた。そして、自分のキャリアを冷静に見つめていた彼は、デビューから3年間のライヴを映像として記録に残すことを思い立ち、多感な時期に観て感動したTHE BEATLESの『レット・イット・ビー』、『ウッドストック』、THE BANDの『ラスト・ワルツ』を自らの基準として、ドキュメンタリーとエンターテインメント性の両方を兼ね備えた作品を制作することを決意。1983年3月18日、中野サンプラザ ホールでのライヴがフィルムに記録された。1980年代初期の姿を映した奇跡のドキュメンタリー、それが『Film No Damage』である。

本作が世界でも音楽映像メディアが確立される以前に作られた意義は極めて大きい。しかもレコード会社や映画関係者からではなく、ミュージシャンである佐野元春本人からのアイディアであったことは、そのあとの映像表現の発展やさらに後のアーカイヴの発想の原点になると言う点で大いに注目すべき事実である。佐野元春は、それまでに存在しなかった日本語とビートとの新しい表現を提案し、その斬新なビート、言葉、ヴォーカル・スタイルで、日本のロック・シーンに革新をもたらした。映像表現においても同様で、この作品を足掛かりとして、日本初の本格的ビデオ・クリップを制作、広く知られてはいないが、間違いなく「映像表現」における草分けなのである。

本作は、1983年7月から全国のホールで公開されたが、その後フィルムの存在が長い間不明となっていたが、奇跡的に16mmフィルムが発見され、2013年に完全デジタル・リマスター化、サウンドも坂元達也により再ミックスされ、当時の感動と興奮にさらに磨きを掛けて再現。佐野元春を知る世代はもとより、すべての世代に伝えたい青春の普遍性を感じさせる作品となっている。

佐野元春 ライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『Film No Damage』30秒スポット

 

▼番組情報
スペースシャワーTV「佐野元春 ライヴ・ドキュメンタリー・フィルム『Film No Damage』」
3月31日(日)22:00~23:15
番組ページ:https://tv.spaceshower.jp/p/00088274/


 

▼リリース情報
佐野元春 & THE COYOTE BAND
ライヴBlu-ray&CD
『佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド:ライブ「今、何処」東京国際フォーラム 2023』


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年03月14日 17:20

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