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宇多田ヒカル、6年ぶりのツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」大盛況のなか閉幕。映像作品として12月11日リリース決定

宇多田ヒカル
Photo by 岸田哲平/TEPPEI KISHIDA

2018年以来、約6年ぶりの開催となるツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」を開催した宇多田ヒカル。国内のツアーとしては自身4回目となる本ツアー。

7月13日の福岡公演を皮切りに、約2ヶ月にわたって開催された本ツアーが9月1日の神奈川 Kアリーナ横浜公演をもって閉幕。日本国内7ヶ所に加え、初のアジア単独公演となった台北公演(2万人動員)、香港公演(24,000人動員)の計9ヶ所18公演を敢行。国内外ツアー総動員数は25万8,000人を動員と過去最大級のツアーとなった。

9月1日に開催された神奈川 Kアリーナ横浜公演には約18,000人のファンが訪れ、開場前から物販やフォト・スポットにも長蛇の列ができる等の人気ぶり。

ステージ上は、どこかに存在しそうな惑星を彷彿とさせるセットや、宇宙船のコックピットのような効果音が開演前から会場に流れ、すでにその世界観に引き込まれそうな様子。開演時間になると、オープニングの演出ともにスポットライトに照らされた宇多田ヒカルの姿が。ファンからは大きな拍手と歓声送られ、1曲目“time will tell”からスタート。宇多田ヒカルのキャリアの始まりのうちの1つとも言える楽曲で、デビュー25周年を記念したライヴが幕を開ける。

続いて、“Letters”、“Wait&See~リスク~”、“In My Room”と披露し、続くMCでは「みんな、やっと会えたね! 今日はゆっくりしていって」とファンに呼び掛け。

“光 (Re-Recording)”では、赤く強さのこもった照明と共に力強い姿を垣間見せながら、続いて“For You”と“DISTANCE[m-flo remix] produced by TAKU(m-flo)”をメドレーで披露。“traveling (Re-Recording)”では、冒頭のイントロで観客のボルテージは一気に上がり、サビではコール&レスポンスも。

“First Love”ではより客席に近いBステージに移動し、周辺をファンに囲まれながらのパフォーマンスも印象的なものに。“Beautiful World”、“COLORS”、“ぼくはくま”、“Keep Tryin’”、“Kiss & Cry”と披露すると、“誰かの願いが叶うころ”で幻想的な演出とともに歌の世界に引き込まれたかのようなムードで、前半パートが終了。

後半は、2022年コロナ禍にリリースされた楽曲“BADモード”からスタート。レインボー・カラーのドレスに身を包んだ宇多田ヒカルが登場すると、会場からは再び大きな拍手が。“あなた”を力強くパフォーマンスし、続くMCでは「そうか今日が最後だったって突然思い出しちゃった。寂しいな」、「今回は私の25年間を祝ってもらうんじゃなくて、みんなと一緒に歩んできた25年間を振り返ったりお祝いしたり、お疲れ様って言えるといいなと思って。みんなが来てくれないと、できなかったし集まれてこうやって同じ気持ちになれて嬉しいです。ありがとう」、「25年もあれば、いろんなことみんなあったと思うけど、楽しかったことも良かったことも嫌だったことも、全部1歩ずつ同じくらい自分をここに連れてきてくれたと思ったら、悪くないないいじゃんって思えるようになって。生きてると望んだものが必ずしも自分とっていいことだとは限らないし、望まなかったことがすごく自分を成長させてくれたり、何かを失ったりしても……失ったってことは与えられてたんだなって気付かされたり、失ったものはずっと心の一部になるって知ったり、与えられなかったものも、自分をすごく豊かにしてくれたなってことも分かったし、与えることも喜びとか満たされる気持ちも分かったし。すごく私はいい25年だったなと思うから、みんなもそうだといいなと思うし、これからの25年もいい時間になるといいなと思う。とりあえず今は最高ってことで。みんな、おめでとう!」とファンに向けたメッセージも。

“何色でもない花”、“One Last Kiss”、“君に夢中”を披露し、本編が終了。

アンコールでは、最新曲“Electricity”を披露。最終公演のスペシャル・ゲストとして、「First Love 初恋」の出演や、“何色でもない花”のコレオグラフ、番組共演等でも交友のあるアオイヤマダと、高村月のユニット「アオイツキ」がダンサーとして出演。また同曲にサックスとして参加しているMELRAWも登場し、ファイナルならではのスペシャル・ステージを披露。

MCでは「次で最後じゃないんだな今日は、今日はもうちょっと付き合ってもらえるかな?」という一言に続いて最終公演のサプライズで“Stay Gold”を披露。

そしてラストの曲“Automatic”を披露。黄色いソファーに座った状態からのパフォーマンスは、当時社会現象ともなったミュージック・ビデオを彷彿とさせる演出で会場の熱気は最高潮に。

鳴り止まぬファンから拍手と共に終演し、「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」は終幕。名残惜しい空気と共に、会場は静けさに包まれた。

本公演の模様はU-NEXTにて11月10日16時30分から放送予定。詳しくはU-NEXTのページを参照してほしい。

宇多田ヒカル

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宇多田ヒカル

宇多田ヒカル

宇多田ヒカル
Photo by 岸田哲平/TEPPEI KISHIDA

また、「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」の映像作品が12月11日にリリースされることが決定した。本作品はデビュー25周年を記念したベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』に連動した全国ツアーの最終公演地であるKアリーナ横浜公演を完全収録。さらには全公演に帯同して収められた貴重なドキュメンタリー映像も収録される。また、完全生産限定盤には“Automatic”から“何色でもない花”までの全てのミュージック・ビデオ40曲を収録したBlu-rayがバンドルされ、ベスト・アルバム完全生産限定盤と姉妹となるようなスペシャル・パッケージにスペシャル・ブックレットと全公演地のメモリアル・チケットも封入予定。さらには、付属のCDにライヴ音源が完全収録される予定だ。収録内容やパッケージ・ヴィジュアル等は後日発表予定なので、続報をお楽しみに。

なお、購入先着特典として「オリジナルA4クリアファイル(Type.A)」が付属する。

 

▼リリース情報
宇多田ヒカル
映像商品
『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』
12月11日(水)リリース


[収録内容]
HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 本編映像 
HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 ツアードキュメント映像
“Automatic”から“何色でもない花”まで全MV40曲映像 ※完全生産限定盤のみ
ライヴ音源CD2枚組 ※完全生産限定盤のみ

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年09月03日 12:00

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