──まず、映画を観終えての感想から。
TSUGUMI(以下T)「笑いあり、感動あり、ヴァイオレンスあり。家族の大切さを改めて気付かせてくれるメッセージがあって、とても素直に問いかけてくる映画だと思いました。映像技術があって成り立つ映画が多いなか、この映画のようにメッセージを重視したものは、素直に人の心に響くと思います」
──個人的な見どころはどの場面でした?
T「岸部一徳さんがダンスを教えてくれるシーン。凄くウケました(笑)」
──そもそも井筒監督との出会いって?
YOSHIKA(以下Y)「最初の出会いは、シングル“Lover, Knight, Man”のリリース・パーティーの時。YELLOWでやったんですけど、ライヴを観に来て下さってたんですよ」
──(意外ですな……)どんな人でした?
Y「TVで観てる時はわからなかったけど、〈やさしい笑顔をする人だな~〉と思いました。会っての印象は変わらないけど、お互いのぎこちない雰囲気はなくなったと思います」
──今回の“GET UP!”は映画の主題歌ってことで、普段と比べてどうでした?
Y「台本を読んで、書いてあることをイメージして曲を作ったんですけど、イメージできる素材があったという意味で、いつもと変わらず作れましたよ。テーマは、家族や仲間の存在を〈いつもいてくれてありがとう〉と思える気持ちですね」
──おふたりがパフォーマンスするシーンにもビックリしましたよ。
T「凄く光栄でした。井筒監督は映画に関わった人をできるだけ映像に参加させてくれる人で、そういうところにも感動しましたね」
──じゃあ、SOULHEADなりに「ゲロッパ!」のキャッチフレーズをつけてください。
T「〈みんな、素直になーれ!!〉かな? 私たちもライヴをたくさんやるので、ぜひ皆さんいっしょに楽しみましょう!!」