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TRUTH & SOUL

ディスクガイド――(1)

連載
360°
公開
2010/11/22   13:22
更新
2010/11/22   13:23
ソース
bounce 326号 (2010年10月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/出嶌孝次

 

THE WHITEFIELD BROTHERS 『In The Raw』 Soul Fire/Now-Again(2002)

SFを代表する存在だった、ドイツのワイゼンフェルド兄弟を中心とするポエツ・オブ・リズムの変名ファンク・バンド。ジェフ・ダイナマイトやレオン・ミシェルズの参加は当然として、ダップトーンの首領ボスコもサポート! 7年後に復刻を仕掛けたナウ・アゲインからはそのまま新作『Earthology』もリリースされています。

VARIOUS ARTISTS 『Soul Fire: The Majestic Collection』 Soul Fire/Fastlife(2005)

ソウル・ファイアと傘下のサイコやレナーに残された音源が在庫一掃されたコンピ。リー・フィールズやJD &ザ・イヴィル・ダイナマイト・バンドらの人気ナンバーはもちろん、未CD化のままだった7インチ曲やファビュラス・スリーらの未発表曲もドッサリ収録されていて、入門者ならずとも必携の2枚組ですよ。

EL MICHELS AFFAIR 『Sounding Out The City』 Truth & Soul(2005)

SFやダップトーンからのシングルを経て、ようやく登場したアルバムがこちら。数年後ゴーストフェイス・キラーにネタ使いされた“Musings To Myself”をはじめ、ブルックリンの敏腕たちがラテン風味も薫る素朴なファンクを味わい深く織り上げた名盤です。ほぼ同メンバーで編成されたメナハン・ストリート・バンドの作品も必聴!

TYRONE ASHLEY'S FUNKY MUSIC MACHINE 『Let Me Be Your Man』 Truth & Soul/OCTAVE(2007)

ダップトーンと同じくT&Sも発掘モノを出しています。これは筋金入りのソウル・マニアにはお馴染みだというディープなシンガーが60年代末~70年代に残した音源をコンパイルしたもの。異様に哀愁漂うスウィートな表題曲をはじめ、レア度云々とは関係ないエクセレントな内容ですよ!

BRONX RIVER PARKWAY & CANDELA ALL STARS 『San Sebastian 152』 Truth & Soul(2008)

ラテン・エクスプレスからデビューしていたミシェルズとモヴション、ブレネックの別動トリオ。この初のアルバムではクァンティックとのコラボでも知られるカンデラ・オール・スターズと合体し、パーカッションとホーンを重用したNY産らしいブーガルーやサルサをドス黒く披露しています。カッコイイ!

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