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w.a.u NO MUSIC, NO LIFE.@メイキングレポート

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NO MUSIC, NO LIFE.
連載
NO MUSIC, NO LIFE.
公開
2023/11/29   16:00

「NO MUSIC, NO LIFE.@」ポスターの撮影レポート!
今回NMNL@企画に登場するのは…。東京を拠点とするクリエイティブ・コレクティブ/レーベル〈w.a.u〉のメンバー。最近活躍が目立つWez AtlasやVivaOlaといった周辺との交流は、今の東京の音楽シーンのひとつの潮流にもなりつつあります。
今回はその<w.a.u>のメンバーを紹介する形で進行したいと思います。




秋晴れの午後、新宿と代々木の間にあるスタジオへ。
こちらは<w.a.u>関連の撮影などもよく行っている場所とのこと。



階段を下りでスタジオに入ると…メンバーが既に集まり着替え中。


本日撮影はKale Ishigamiさん。ここのスタジオはスタッフがおらず、時間になると鍵を開けに来るだけ??という、
DIYなシステムの様で…Kaleさんが照明などもすべてセッティングしておりました。
現場のスタッフの方に、「上にオフィスがあるんですか?」と聞いた所、「いえ、時間に合わせて家から来ました」…とのこと!?
「今って、そーなってんのー」と、思わずどこかのCMの様に心の中でつぶやきました…。





音楽制作以外でメンバーがこれだけ集まることはあまりないとのことでしたが、Kaleさんがよく<w.a.u>の撮影もされているようでサクサクとディレクションして進行。
急遽決まったメンバー一人一人の撮影も、快く対応いただき恐縮です…。
…という事で、今回のメイキングは、裏方としてプロデュースやプレイヤー、DJとして活動することも多い<w.a.u>のメンバーを一人ずつ紹介していきたいと思います。(NMNL@ポスターの左から…)


Reo Anzaiさん(プロデューサー)。ソロプロジェクトSakepnkとしても活動中。
音源のリリース前から、FKD、石若駿、Aaron Choulaiのユニット、FICのリリースイベントに呼ばれるなど、異例の経歴の持ち主。
Hiphop, House, UK-Garage, Post-dubの領域を横断し、マイクロサンプリングを随所に駆使することを得意としている。


<w.a.u>のファウンダーでありFried Banana Shopを含む幅広い活動を展開するRyuju Tanoue。
Fried Banana Shopとしては毎回サポートミュージシャン、ゲストボーカルを招いたジャムバンドスタイルでライブを行い東京の夜のクラブシーンに独自のインディーポップサウンドを提唱中。
今後はソロプロジェクト「Lyong-」としても活動を本格化。


もう一人の<w.a.u>のファウンダーKota Matsukawa。
東京を拠点とするプロデューサー、ビートメイカー、ベーシスト。
既に東京に限らず注目されている、さらさ、VivaOla、reina、Wez Atlasなどブラックミュージックが根幹となるR&BやHipHop、Houseのプロデュースをしている。
ダンスミュージックプロジェクトvoquoteとしても活動中。


Raylowgh Anno。
<w.a.u>のHPには「Artist, Producer and Poet.」と表記されている通り、音楽だけでなく詩人としても活動。
ポストダブなどに影響を受けた、美しいストリングスのラインや壮大なシンセ、ピアノの重なりが特徴的な楽曲など、独自の世界観とオルタナティブな音使い、一貫したスタイルを持つ。


東京を拠点に活動するプロデューサー/ギタリスト、01sail 。
10代半ばからブルースやカントリーをはじめとするアメリカン・ルーツミュージックに親しみ、R&B/ファンクジャムセッションシーンでギタリストとして活動。
近年は他アーティストのプロデュースや映画音楽制作などプロデューサーとして多岐にわたり活動中。


クリエイティブレーベルの<w.a.u>を代表するR&Bシンガーreina。 
幼少期からのダンサーとしての活動経験からブラックミュージック、特にD’angeloやErykah Baduらが所属したSoulquariansをはじめとする90年代のR&Bに大きく影響を受けている。
時にラップもこなすような高いポテンシャルも兼ね備え、日本では稀有な本格派R&Bシンガーとして今年から来年にかけリリースが続く予定。


フリーランスモデルとしても活躍中のJulia Takada。
日本とアメリカにバックグラウンドを持ち、そのポジティブながらも繊細な歌声が特徴的。
シンガーとしての活動は2021年にスタート。特に今年は4曲をリリースしており、11月にこれまでリリースした楽曲をまとめた1st.EPをリリースしたばかり。
モデルとしてだけではなく、新しい<w.a.u>のシンガーとして注目されている。


Anayama。
Larry Levanなどの70年代NYディスコや、ポストダブステップなどの現代のロンドンのシーンに影響を受け、2021年より本格的にDJとしての活動を始める。
ディスコやハウス、テクノからジャズ、ワールドミュージックまでダンスミュージックという軸の上でのジャンルレスなミックスを持ち味としてフロアを盛り上げる。


Seki Gai。
大学入学とともにパーカッションを始め、卒業後はLive/Recサポートと自身のリーダープロジェクトにて演奏。
即興打楽器集団La señasに参加のほか、Snarky Puppyの小川慶太をはじめとする多数アーティストと共演。
ラテンパーカッションを、ブラックミュージックやコンテンポラリージャズといった異なる角度から捉え、独自のプレイングを突き詰めている。



…<w.a.u>のメンバーを紹介してきましたが、聴いていただくのが一番わかりやすい…という事で、タワレコのサブスク音楽サービスにはNMNLスタッフがセレクトしたプレイリストも公開されています。


プロデューサーやシンガーがコア・メンバーとなり、コレクティブ自体がDJユニットやバンドなどに形を変えながらクオリティの高い作品をハイペースにリリースし続けるほか、都内のクラブ・シーンにおける活動でも認知を拡大している<w.a.u>。
メンバー個人の活動やWORKSはHPの方で随時更新されていますので、是非こちらもご確認を。


…という事で、撮影が終わったらすっかり暗くなっておりました。スタジオ前で集まって何かしら打合せ?中のメンバーの皆さん。
本日はありがとうございました。

完成ポスター



リリース情報


Julia Takada EP 「Manifest Girl」

Track List
1.Manifest Girl
2.Too late?
3.BLANK
4.MINE
5.Meet U
6.Don’t Know Who I Am

w.a.u
現在も、ほぼ毎週のようにプロデュース作品、個人やグループ名義の作品をリリースし続けており、年内にはイベントも企画中。Julia Takada、Sakepnk は11月に新曲をリリース。
reinaは年内のシングルの連続リリースに続き、来年はEPのリリースも決定しています。