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〈創/ sou〉ゲスト:Shing02編 第3回 2015年11月18日アップ

創/sou

Lee Ayurがおおくりする〈創/ sou〉

Pianist/Composerとして活動するLee Ayurが様々なジャンルのクリエーターのもとを訪ね『あなたにとってのモノ創りとは!?』をキーワードにコミュニケーションを実施。そのクリエイティビティーのルーツから最近の出来事、関心事、未来についての展望まで『モノ創り』の精神性とともに素顔のゲストをインタビュー形式で伝える特集。

記念すべき第1回目は2015年9月21日にリリースされたLee Ayurのデビュー作品である「巡/ meguru」で共演したMC / Director / ArtivistのShing02。深く繊細な詩世界で数々の名曲を世に生み出す彼にとってのモノ創りとは!?Shing02のオススメCDセレクションと共にお届け。

〈Shng02編〉第1回はこちら>>>
〈Shing02編〉第2回はこちら>>>


Guest : Shing02
Interview : Lee Ayur
Photo : Takumi Nakajima

創/sou

Ayur:
これから音楽でやってみたいことは?
Shing02:
何年か前から、日本語のアルバムを作りたいって思っています。出来るだけユニークな内容にしたいと思っているので、アメリカ仲間でシンセサイザーを作っている人と色んな実験をしているところです。シンセサイザーなんだけど完全にグリッドにはまっていないリズムや、そこから出てくるグルーヴ、打ち込みではないものでそういうセッションが沢山あって、そこをいかに格好良くしていくかという・・・あとは音数を減らして何もないスペースを使ったリズムを考えているんだけど、ここ5~6年でどんどん新しい音楽が出てきているから、そこから自分も感化されていくし、もっとかっこいいものを作りたいと常に思っています。
Ayur:
またまたプライベートな質問を・・・シンゴさんのライフスタイルについて聞かせて下さい!
Shing02:
どこにいるかにもよるけど・・・
Ayur:
ハワイに拠点を置かれていますが、その時は?
Shing02:
サーフィンが好きなんで1日のどこかで必ず海へ行くようにしてます。でも凄くガンガンやりたいわけではなく、リズムが好き。あともともと泳ぐのが凄く好きなのに今まで泳ぐ環境がなかったんですよ。カリフォルニアの海は冷たすぎて入れなくて・・・あとは、スタジオ行ったりご飯食べに行ったり、ゆるくはしてますがいつも何かと忙しいです(笑)
Ayur:
休日と設定している日は無いって感じですね・・・
Shing02:
そうですね、ないです。毎日が休日で毎日が仕事みたいな感じかな。でも、そこにいきつくまでにカリフォルニアに25年住んでいたし、ようやく今ハワイにいてそのリズムが出来てるって実感はあります。
Ayur:
好きな食べ物は何ですか?
Shing02:
何でも好きだけどエスニックなものが特に好きです。
Ayur:
こだわりの本場の味とかあるんですか?
Shing02:
んーでもアメリカって本場が集まってくるから・・・その国の人たちが。だから俺の中では結構オーセンティックだと思っていて。タイもベトナムもそうだし・・・アメリカだからメキシカンも多いし、その辺りをローテーションしてる感じです。

創/sou

Ayur:
なぜハワイを住居に選んだのですか?
Shing02:
やっぱ1にも2にも”気候”!!海も綺麗だし。そんなところ世界に稀じゃないですか。10分で綺麗な海に行けるなんて。あとやっぱりそこにある音楽シーンとアートシーンに友達が多かったから住みたいなって思いました。
Ayur:
ちょっと唐突ですが・・・好きな女性のタイプは?
Shing02:
実は結構守備範囲は広いんですよ(笑)。まあ自分を振り返ると・・あんまりこだわりはない。でもやっぱり個性は大事。あまり人に求めすぎない・・それは男女隔てなく・・自分はそういうタイプの人間だなって。
Ayur:
人生が変わるような、一番印象に残っている出来事は何ですか?
Shing02:
ボスニアでのライブかな。ボスニアは暫く内戦状態にあった国で・・・そこでのライブでは自分なりのターニングポイントを感じました。それまではインタビューも取材も断り続けていたけど、ずっとこんなことしていてもダメだなって。僕から発信することで出来ることもあると思って、そこからは素の自分として、色んなメディアにもありのままに話すようになったかな。
Ayur:
音楽をやっていなければどんなプロになっていたと思いますか?
Shing02:
んー。もとから僕は音楽のプロっていう意識はないかな・・・フリーランスだから、どこからどこまでがプロっていうのはないですし。実際生活するのが大変というデフォルトでもあるから、果たして自分のことを世間一般で言われている「プロ」と呼んでいいかは分からない。なぜならお金があってもすぐ自分に投資しちゃうから・・・そういう定めでもあると思うし、続けていくことに意義があると思う。だからそういう風に考えたことはないかな。だけど自分の長年の目標として、長編の映像とかを作りたいなというアイデアは結構あります。短編の映像は既に公開しているので是非見て下さい!総合芸術だから音響・サウンドトラック・映像編集から全てやりますよ!面白いです。ここまでやり始めたのは昔からのルーツがあるからかなって感じているけど、全てやろうとなるまでには時間がかかりましたね。便利になったおかげで出来ることも沢山増えたのは確かです。

創/sou

Ayur:
今アーティストを志し、夢を持っている人に一番伝えたい大事なことは何でしょうか?
Shing02:
普段は精神論を言うことが多いですが、あえて自分の経験の話をすると”同じ目線の仲間を持つこと”が凄く大事。一緒に音楽を作っていける仲間。例えば自分がHipHopを始めた時は凄く環境に恵まれていたし、有名なアーティストともすぐ仲良くなれたけど、じゃあすぐに何か一緒にやってくれるかって言ったらそうじゃない。そこまでいくには沢山のものを作って、アルバムを出して、ツアーができるようになって、それでなんとなく認められて・・・自分でアルバム作って聴いてもらっても、回りを巻き込んでアクション起こしていかないと本当に何も起きない世界。だからそこに辿り着くには同じ目線の人達と協力し合いながら一緒に上がっていかないと目指すところにたどり着くのが難しいんです。
Ayur:
今日のテーマについてお聞きします。シンゴさんにとって”モノ創り”とは!?
Shing02:
モノ創りとは一点ものや大量生産関係なくアイデアを形にすることだと思います。形にすることによって他の人たちに見てもらえる。何を考えて、どういう風に創っていくのか・・・すべては自分次第。自分のクリエイティビティーをいかに発揮して形にしていくのか。そこが一番面白いし、大変なところでもあるんですけど。
Ayur:
シンゴさんって発想がや考え方がミュージシャンというよりクリエーターですよね!
Shing02:
あるインタビューでも答えたけど・・Shing02とは一つのプロジェクトとして捉えているから常にそのことについて考えているわけじゃないですよ。といいつつもShing02というキャラに関して理想はあるから、これからもとことん突き詰めたいって思ってます。。

 

 

創/sou

LeeAyur
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カテゴリ : キャンペーン

掲載: 2015年11月04日 16:54

更新: 2016年03月23日 15:00