ユニバーサル・ヴィンテージ・コレクション SPECIAL ISSUE “武満徹 没後10周年特別記念盤”
武満徹を語る上で絶対外すことができない最重要作品を集積!
ドイツ・グラモフォン秘蔵音源“ミニアチュール”シリーズ、待望の完全限定復刻!
クラシック界随一の名門ドイツ・グラモフォンが、当時飛ぶ鳥を落とす勢いで名を上げたとはいえ、クラシック、こと現代音楽の世界では無名であった極東日本の一作曲家・武満徹を取り上げるというのは、あまりに異例な事態でした。録音に際しては、国内外の一流奏者を集め、また発売に際しても、地元日本よりも現代音楽の先進国ドイツやアメリカで先んじて発売され、問題視、衝撃、絶賛、批判……と当時の批評界を大混乱に陥れ、反面、聴衆からは全面的な支持を得るといった前代未聞の事態を引き起こしたのです(これは、現在も「続行中」と言った方が良いでしょう)。そして現在、未だに新譜と同等の扱いを受けている事からも、「武満徹を語る上で絶対に外すことのできない音源の一つ」という評価を当てはめるに相応しい名シリーズなのです。当初は曲毎のニュアンスに伴い5枚に分けて収められていましたが、ここでは一枚当たりの収録時間を拡大して3枚に集約しています(「カトレーン」と「鳥は星形の庭に降りる」を除く)。武満作品の魅力、そして演奏の素晴らしさを数多くのリスナーの方々にお伝えしたい、そんな思いで制作したユニバーサル×タワー企画盤。未知の感動に出会えるチャンスです!