チルウェーヴ+ヒップホップ!Anticonの話題作バス『Cerulean』
L.A.を拠点にポスト・フィータス名義でも作品をリリースしている、ウィル・ウィーゼンフェルドが、デイデラスの紹介もあり<Anticon>からバス名義でアルバム・デビュー。<Anticon>といえば、ヒップホップとインディ・ロックの架け橋となる良質な作品をリリースしていますが、本作もそんなレーベルカラーにピッタリの内容。チルウェーヴ/グロー・ファイに通じるキラキラとしたメロディに、繊細な電子音やサンプリングによるビートを巧みに配した作りは、まるでL.A.のビート・シーンとトロ・イ・モアをミックスしたようなサウンドで、ドリーミーな世界観に思わずうっとり!
バスが気に入った方にオススメしたい、インディ・ロックの注目盤をご紹介。『ファック・ダンス・レッツ・アート』は、アニコレやウォッシュド・アウト、さらにクラブ・ミュージック・リスナーも熱視線を送る新サウンド=ウィッチ・ハウス系の音まで網羅。インディ・ロックの潮流を手っ取り早く掴むなら申し分なしの一枚。またザ・ビッグ・ピンクのマイロがミックスを手掛ける『テープス』は、ダブステップの影響下にある曲までセレクト。カッティングエッジな最先端サウンドが堪能できます。