本物の音楽を本物の音楽ファンに!ジョン・メレンキャンプ新作
2008年リリースの『LIFE, DEATH, LOVE and FREEDOM』以来、約2年振りのアルバムは、前作同様Tボーン・バーネットがプロデュースを手掛けた全曲オリジナルの新曲。2009年マイナー・リーグの野球場をボブ・ディラン、ウィリー・ネルソンなどと共にツアーした際に、アメリカ南部で制作されている。
それはSavannahにあるアメリカで最初に作られたアフリカン・バプティスト教会、エルヴィスやジョニー・キャッシュらが録音したメンフィスのSun Studio、そしてロバート・ジョンソンが30年代に録音していた、サン・アントニオのGunter Hotel411号室という3箇所で、マイク1本とヴィンテージな録音機(55年物のAmpexテープレコーダー)を使って、当時のロバート・ジョンソンやエルヴィスが録音したとおりのセッティングや、位置など細部に渡り復元して行われた。メレンキャンプの「声を録音したマイクは、ドラムやその他のアコースティック楽器の音も録音しており、カットもオーヴァー・ダブも一切なし。本物のミュージシャンたちによる本物の音楽を本物の音楽ファンに!」との本人の思いが込められた強力作品。
掲載: 2010年11月15日 14:33
更新: 2010年11月17日 09:49