LFJ2011「タイタンたち」~マーラー編
■グスタフ・マーラー
(Gustav Mahler, 1860年7月7日-1911年5月18日)
ウィーンで活躍した作曲家、指揮者。交響曲と歌曲の大家として知られる。
生涯の大部分をウィーンで送り、指揮者としては高い地位を築いたにもかかわらず、作曲家としてはこの地で評価されず、完成された交響曲は10曲中7曲がドイツで初演されている。交響曲は大規模で声楽パートを伴うものが多く、歌曲も管弦楽伴奏を伴うものが多いことが特徴となっているが、交響曲と歌曲の境があまりはっきりしないのもこの作曲家の特徴の一つである。多くの作品において調性的統一よりも、曲の経過と共に調性を変化させて最終的に遠隔調へ至らせる手法がみられる。また、晩年になるにつれ次第に多調・無調的要素が大きくなっていった。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋