【千円生活】コード9 セレクション
ダブステップ、ポスト・ダブステップの最前線でシーンをリードするプロデューサー/DJ、コード9。スペースエイプとのニュー・アルバム『Black Sun』のリリースを控える中、「SonarSound Tokyo 2011」に出演するコード9の『輸入盤千円生活』セレクションをご紹介。
【Kode9 Bio】
サウス・ロンドン、そして海賊ラジオ局Rinse FMから始まったダブステップのオリジネイターDJとして最も良く知られた存在であるコード9。レーベル<Hyperdub>を主催しブリアル、フライング・ロータス、ザ・バグ、そして東京のQuarta 330といった多くのアーティストの作品をリリース。またコード9自身も、<Tempa>レーベルのミックスCDシリーズ『Dubstep Allstars』(2005)、<Hyperdub>からコード9・ウィズ・スペースエイプ名義のファースト・アルバム『Memories of the Future』(2006年)をはじめ、シングルやミックスCDを数々リリースしている他、MIT Rpessより彼の著作『Sonic Warfare』も刊行されたばかりである。
Kode9が選ぶ『輸入盤千円生活』セレクションBilly Cobham 『Spectrum』
最高の創造性にあふれたドラマー。でも、とにかく「Stratus」のベースラインが最高なんだ。
Herbie Hancock 『Future Shock』
エレクトロ・ターンテーブリストとヴォコーダーの狂気。
Method Man 『Tical』
ウータン・クラン作品の中でも「Release Yo' Delf」や「Sub Crazy」といった名曲を収録した特にお気に入りの作品。
Warren G 『Regulate』
ウェストサイドから生まれたレイド・バックしたGファンクの名作。
YMO 『Solid State Survivor』
BGMとしては良くないけど、それでも素晴らしい作品。
Prince 『Controversy』
ダーティなディスコ・ファンク。
Herbie Hancock 『Headhunters』
1992年に知った作品。「Chameleon」や「Watermelon Man」といったジャズファンクの名曲を収録した素晴らしいアルバム。