TOWERMOV_NET VOL.8
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【ビデオクリップ】
2011年11月1日 千葉LOOK
SA“SWEET LITTLE FLAMES TOUR”
待望のフル・アルバム『SWEET LITTLE FLAMES』発売から約1週間、たたみ掛けるようなスピードで全国ツアーをスタートさせたSA。その初日・千葉ルックは、新曲の浸透度やド平日という状況などなど、想定していた若干の不安をガバッとうっちゃる、最高の幕開けとなった。初めてプレイする楽曲も何のその、間違うところは全力で間違う(笑)。しかしながら加速していく怒濤のテンションと高揚感。フロアも本能剥き出しで、拳を突き上げ、叫び、溜まったモンをまき散らしながら応える。
最前列には盛り盛りの人の壁が積み上り、そこに乗り出してアオるTAISEI、初日から“何じゃコリャ!?”といったSAらしい景色に終始した。新曲がもはや新曲でない、新たに加わったSAの讃歌を歓喜しながら歌う。まさしく新作発売を全員で祝うかのようなお祭り騒ぎである。
作品に感じたSA10年目の貫禄は、そのままライブでも再現されていた。さらにスケールを押し広げた今回の“SWEET LITTLE FLAMES TOUR”、さらなる火の粉を巻き上げ全国に燃え上がっていくことを期待せざるを得ない。というわけで、ライブ終了ホカホカのメンバーより、初日を終えたコメントです。次に控えたSAライブへの期待をどうぞ目一杯盛り上げてください。
「アルバム・ツアーは久しぶりなんだけど、新曲に関しては伝えたい意思が明確だから、頭で考えるんじゃなくて表現できたし、新曲が新曲じゃないみたいなリアクションがあった。それはスゲェ良かった。そこまで持って行けたのは収穫だね。やっぱり曲作りの時点で、わかりやすさとか聴きやすさ、踊りやすい、歌いたいっていうのを念頭に置いてたし、曲のクオリティも含めた部分でのこっちのメッセージを、来たヤツらがちゃんと受け止めてくれてたっていうのがデカかったと思う。メンバー同士で探りながらやるようなこともなかったしね。もちろん俺らにも自信があるしね。この曲は絶対イイ曲なんだよっていう自信が出てたような気がする。どお? イイ曲っしょ? さぁ歌いましょう!っていう、いい意味でのSAのスタイルが出来てたし、観てるヤツらはそれをちゃんと受け止めてる、そんなライブだったね。
なんかさ、キレイごとがなくなって来た気がするな。これはパンクっぽいから暴れなきゃとかじゃなくて、いい意味でフラットだよね。要は作品にウソがない。ウソついたり、何かっぽいことをやろうとすると、虚勢を張るというか、考える部分があると思うんだよね。でも10年やってきたら、これがSAでしょ?っていうところが見えて来た。右往左往しつつも、いろいろ乗り越えた気がするな。
だから今回ね、面白いもんで、俺は全然緊張がなかった。早く聴かせたいっていう気持ちがデカかった。前は、これウケるかな?とか、どうやったら理解してくれるかな?とか思ったかもしれないけど、それがなくて、ただワクワク感があったよね。
まぁ今日は千葉だし、東京から来たヤツらも多くて、そのへんで力貸してもらった部分もあるとは思う。これからの地方はそうはいかないところもあると思うけど、そこは自信を持ってやれればいいかな。これからの楽しみは、ノるノらないっていうよりも、どんだけ伝えたろうかな?っていう部分だよね。“な? イイんだよ、この曲!”ってね」
-TAISEI-
「気持ちよかったね、1ブロック目以外は。1ブロック目はまだ緊張もあったと思うし、あそこにあの曲があるからね。ずっとリフを弾いててあとはコーラス、動ける場所がないねん。一切、客を見る余裕もないっていうね。でも、そこ以外の新曲は気持ちよかった。あれは気持ち良かったなぁ〜。初日のライブがあんな感じでできたのは収穫やね。これからが本当に楽しみ。まぁTAISEIが曲順を間違えるとかあったけど(笑)。オモロかったけど、もう大変だよ。ハッとメンバーで顔を見合わせて、“どうする!? 行くしかないよね!!”って一瞬でね。お客さんには言わなければわからなかったと思うけど、まぁそんなミスも含めて初日のオモロイしさやなぁって。でも一つになれた感はいっぱい感じられたね。あとは各々の確認作業で、それぞれスキルを上げればバッチリだよ!」
-NAOKI-
「最高でした。やっぱSAはこういうバンドなんだな、俺の性格、音楽とか気持ちの部分で合ってるなって改めて思った。自分の居場所として10年やってきて良かったって。TAISEIのMCとかもね、ちょっとグッと来ちゃった。
初日だけど、リラックスしてたよね。楽屋でも、“初日っぽいよねぇ”とか(笑)、逆に冗談で話してたぐらい。やっぱり10年やってきて、SAはいろんな局面を迎えたでしょ。アメリカ・ツアーも台湾もあったり、特に今年は震災もあったりで、今、バンドの内情がグワッと変わってきてる、ようやく大人になったのかな(笑)。新曲に対する不安以前に楽しもうぜ精神があるよね。そこにストレートに入り込める。だから間違えようが、それを笑って、しかも自分たちの武器に変えられる。あと楽曲の力もある。俺、今回レコーディング中に、家で歌詞を聴いててグッと来たんですよ。そんなこと初めてで、洋楽派の根本健一としては(笑)。日本語の歌詞ってこんなにスゲェんだ!ってね。そういうのが全部リンクしてるから、とにかく細かいことを気にせずに身が入るんだよね。
たぶんこれからのツアー、自分たちが納得いかない日もあるかもしれないけど、それも面白く捉えられると思う、そういう精神状態で臨めてる。あとは咳が止まってほしい(笑)、ライブ中、苦しくてしょうがない」
-KEN-
-SHOHEI-
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