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ノイ!アルバム4作品が限定紙ジャケット仕様で登場

neu!

最初期のクラフトワークのメンバーとしても重要なクラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターの2人から成る奇跡のバンド、ノイ!。クラフトワークやクラスターも手がけた不世出のエンジニア、コニー・プランクの協力を得た彼らは、1971年(デュッセルドルフで結成)から75 年(コンビ解消)の活動期間中に3枚の歴史的傑作を残した。その3枚に加え、1985 年に再編して制作されながらもお蔵入りになっていた幻の4thアルバム『ノイ!86』を紙ジャケ化!

■紙ジャケット
■2001年リマスター盤
■初回限定生産

1972年発表の記念すべきファースト・アルバム。ディンガーのドラムスとローターのギター―このアルバムにおいて、すでにノイ!・サウンドは確立されている。シンプル極まりないアプローチの中から様々なエモーションを喚起する、非常に間口の広い作品。ノイ!の代名詞とも言える稀代の名曲「Hallogallo」収録。

 

「70 年代には3つの偉大なビートがあった―フェラ・クティのアフロビート、ジェームス・ブラウンのファンク、そしてクラウス・ディンガーのノイ!・ビートだ」 ―ブライアン・イーノ

「ノイ!。それは俺には喜びの音に聞こえる」―トム・ヨーク(レディオヘッド)

 

1973 年発表のセカンド・アルバム。前作の流れを受け継ぎながらも、オリジナルLP のB 面に集約されるように、同一曲の回転数を変えたり、スクラッチ・ノイズを取り入れたり、といった自由奔放な試みもみられる。アートワークも含めたコンセプトのアナーキックな斬新さという点では、このアルバムがずば抜けている。

 

「ノイ!は魔術の供給者だった。秘められた知識の。「ビート」への形而上学的なアプローチの。ベルトコンベア的なグルーヴに乗ったまま静止した運動(モーション)の。エレメンタリズムの。床屋の回転看板としてのロックンロール。比類ないバンド。驚嘆して聴くこと」―ステレオラブ

 

1975 年発表のサード・アルバム。以前よりもメロディアスで、ほとんどメランコリックといってもよい独特のリリシズムをたたえた曲もあれば、ディンガーのシャウトをフィーチャーしたパンクな曲もある。これをノイ!の最高傑作/到達点とする人も多い。後にラ・デュッセルドルフのメンバーとなるクラウスの実弟トーマス・ディンガーとハンス・ランペも参加。

 

「サイケデリアとその向こうの荒野で耳を立てて夢想するミニマリストのイコンたちは、ヒロイックなビートとハイウェイを疾走して人の集合的な頭骨を射抜こうとする完膚なきグルーヴによって、我々にインスピレーションを与えた」―リー・ラナルド(ソニック・ユース)

 

1985年に再編したクラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターの2人が、翌86年にかけて制作したものの、お蔵入りとなってしまった幻の4thアルバム。1995年にディンガーが『ノイ!4』として勝手にリリースしてしまったといういわくつきのアルバムだが、2008 年にディンガーが逝去した後、彼の相続人の許可の下、ローターがマルチ・テープから再編集し、2010年に完成させて正規リリースされた。経緯はともかく、内容はすばらしい。トレードマークのディンガーによるハンマー・ビートと、ローターのギターを中心とする多彩なサウンドが織り成す世界はまさしくノイ!。本邦初登場!

タグ : リイシュー 紙ジャケ/高音質(ROCK/POP)

掲載: 2012年02月08日 15:54