こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

ラヴァーズ・ミックスの代名詞=“ボン・ヴォヤ”シリーズ第7弾

今作もヒット曲のカヴァー満載、全34曲をノンストップ・ミックス!
船長“DJ CELORY”が舵を取る、心も体も穏やかになる船旅を…

Mr.BEATS a.k.a.DJ CELORY

新旧問わず、誰もが口ずさめるスマッシュ・ヒットのレゲエ・カヴァーを中心にした選曲に、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORYならではの視点が光る、小気味良いクイック・ミックスでスムースにまとめた全34曲。今作も間違いナシのマスト・バイ!まったり・ゆっくり・リラックスな時間をどうぞ。それでは出航=ボン・ヴォヤージ!

 

 

【TRACKLIST】
1. And So I Will Wait For You / Da'ville
2. My Number One / Robert Campbell & Marie Claire
3. Whatcha Say / Party Hits Project
4. Oh Africa / Party Hits Project
5. Blessing / Etana feat. Alborosie
6. August Town / Duane Stephenson
7. Unscahied Melody / Charita
8. You're Still The One / M'lonie
9. Secrets / Winston Francis
10. Think Twice / Steph Wright
11. I Can't Make You Love Me / Adele Harley
12. Lovin' You / M'lonie
13. Wanna Be By Your Side / Shaym Moses
14. When I'm With You / Da'ville
15. Can You Feel The Love Tonight / Pam Hall
16. Stay / Lamour
17. Heaven Sent / Marsha Morrison
18. Be On You / Party Hits Project
19. Waiting On The World To Change / Taddy P feat. Selena Serrano
20. Try Sleeping With A Broke Heart / Lisa Angell
21. Drive / Wintson Francis
22. Love O Love / Chevaughn
23. Superwoman / Adele Harley
24. Let It Flow / ShaNDI
25. Lost Without You / Adele Harley
26. Just The Two Of Us / Gappy Ranks
27. Come Go With Me / Taddy P feat. Evin Lak
28. Someone To Love / Maurice
29. I Am / Jordaine Bailey
30. The Lazy Song / Tajh
31. Count On Me / Shaym Moses
32. Rebound Love / Tajh feat. Irie Love
33. Lay You Down / Notrell
34. When Can I See You / Robert Dubwise

【楽曲解説】
M-1、まずは日本でも人気のダヴィルで幕開け。朝焼けを思わせる美声が心地良いと思いつつ、マフィア&フロクシー・プロデュースのM-2へと流れ込む。「ナンバー・ワン!」のサンプルが印象的な男女デュオ、これぞラヴァーズといったグルーヴはやはり職人芸
続いてジェイソン・デルーロのスマッシュヒットをラヴリーなラヴァーズに仕立てたM-3、「OYE, OYE, OYE...」のチャントが印象的なM-4のオリジナルはエイコン。素晴らしい内容だったETANAのアルバム『BLESSING』からは、イタリア系ラガ・ディージェイ、アルボーロジをフィーチャリングしたタイトル曲M-5を選曲、そしてディーン・フレイザーが見出した天才コンシャス・シンガー、デュアン・スティーヴンソンのM-6へと展開。
こんな風に、テンポ遅めのメロウなグルーブを持った曲をチョイスした序盤を形成したのち、セロリ船長がナビゲートする「ボンボヤ号」は最初のヤマ場に舵を取る。
 
1950年代から脈々とカヴァーし続けられるM-7、こういう曲が本当のクラシックと言われるべき。オケは若かりし日のスティーヴン・マクレガー、ジーニアス!曲の知名度に負けじと堂々と歌い上げるカリータのヴォイシングもピーク感を誘う。そこからのM-8はアメリカが誇るカントリーシンガー、シャニア・トゥエインのビッグ・チューンのラヴァーズカヴァー。舌っ足らずなメロニーのヴォイスが前曲とは対照的に聴こえて印象的。続くM-9はワンリパブリックの大ヒットカヴァーで、歌うは御大ウィンストン・フランシス、余裕の唄いこなしは流石。M-10もビッグ・チューンでオリジナルはセリーヌ・ディオン、1994年産の壮大なバラード。そしてM-11、これも1991年と、90年代の大ヒット曲。オリジナルは遅咲きのシンガー、ボニー・レイット。ピアノにブルース・ホーンズビーを迎えてのバラード。原曲の持つアンニュイな雰囲気をマフィア&フロクシーの秘蔵っ子、アデレ・ハーディが巧く表現している。続くM-12は言わずもがな、ミニー・リパートンの誰もが口ずさめる不朽の名曲。という一連の大ヒット曲を連ねた第一次ピークから、ミドルテンポでグルーヴをキープした時間帯へと移行、スムースなクルーズで巡航中。
 
シャイム・モーゼスのM-13、ダヴィルのM-14と、清々しい男声ヴォーカルのオリジナル曲を連ねた後、M-15は映画「ボディガード」のテーマのラヴァーズ・カヴァーで一気にその知名度を増した、パム・ホールによる「ライオンキング」のテーマ。オリジナルのエルトン・ジョンのヴァージョンも是非復習して、ピアノが紡ぎ出すメロディの美しさを再認識して欲しい。続いて、映画「リアリティ・バイツ」でも挿入歌として使われた、リサ・ローブの失恋ソングをラヴァーズにカヴァーしたM-16、オークランド出身の実力派R&Bシンガー、キーシャ・コールのオリジナルM-17、そしてトースティングのようなフロウがハマったフロー・ライダーのカヴァーM-18、ジョン・メイヤーの皮肉混じり(と思われる)のタイトルが表すメッセージソングのカヴァーM-19、アリシア・キーズのカヴァーM-20、と、気づけばまたヒット・メドレーとなっていて、思わず口ずさんでしまう。
 
そして第2のヤマ場、リック・オケイセック率いるニューウェーヴバンド、ザ・カーズが放った1978年の大ヒット曲を、ウィンストン・フランシスがカヴァーしたM-21(プロデュースした息子のリー・フランシスの選曲眼のスゴさ!)、それに続く、同じく1978年のパット・ケリーのヒット曲をカヴァーしたM-22も、エレファント・マンなども手掛けるカート・ライリーの選曲眼には驚かされる。M-23は再度アリシア・キーズ、印象的なサビメロはラヴァーズ・カヴァーにもマッチ。続くM-24はトニ・ブラクストンのカヴァー、そしてM-25はロビン・シックのカヴァー、と、コンテンポラリーな曲が続く、と見せかけて、「男のラブソング」タイムに突入、という仕掛けアリ。誰もが知っているビル・ウイザースの不倫ソングM-26(オートチューンを使っているのが「オールド・バット・ニュー」な感覚)に続けて「テディペン」ことテディ・ペンターグラスの激エロなマイナーコードの運びを巧くカヴァーにも取り入れたクラシックM-27、そしてベビーフェイス作の激甘バラードのラヴァーズ・カヴァーM-28、いや~どれも濃厚な歌詞ですな(笑)。そしてそれを受けるように「オンナのラブソング」メアリー・J・ブライジの求愛ソングM-29につなげてこのセグメントをシメるあたりもニクい(笑)。ココの一連のセグメントの曲もオリジナルを知らない若いリスナーにはチェックして欲しい名曲がザクザク。気になった曲があれば是非ディグして欲しい。
 
いよいよ終盤=船着場にかけてのアプローチ、ブルーノ・マーズ2連発、現代っ子ソングM-30と思えば、「俺を頼れ」というM-31、リー・フランシスのオリジナルM-32を挟んでジャグド・エッジのスマッシュ・ヒットのカヴァーM-33と来て、これまたベビーフェイスの美メロ・ソングM-34で締め。今回も終わったそばからリピートしてしまう流れで、長く付き合えそうな1枚となっている。

 

line

 

 

掲載: 2012年04月09日 15:40

更新: 2012年04月09日 15:46