アクロン/ファミリーのドラマーによるトロピカル・ドリーム・ポップ作
アクロン/ファミリーのドラマー/パーカッショニスト、そしてマルチ奏者であるデーナ・ジャンセンのソロプロジェクト、デーナ・ブーイがデビュー・アルバムをリリース
恋愛から生まれる感情をインスピレーションに、本アルバムの制作はタイのジャングルやラグーンのそばにある小屋で、ラップトップとサンプラーだけを用いて始まり、その楽園のような美しい場所に魔法をかけられたようなトロピカルなサウンドが形作られていきました。その数ヶ月後、NYブルックリンのスタジオで、デーナがほぼ1人で演奏したドラム、ギター、親指ピアノ、オムニコード、アナログ・シンセサイザー、iPadのアプリ等を加え全体のサウンドを完成。デーナと彼のエンジニアは、2011年8月にNYで起こった地震やその後のハリケーン・アイリーンに見舞われましたが、避難せず孤立した状況の中、作業をやり遂げたそう。
その1年以上に及ぶソング・ライティングや旅の経験の頂点となるのが、このアルバム「サマー・ボディーズ」。ポール・サイモンやニック・ドレイクの間を繋ぐような優しく心に響くメロディーとフォーキーなテイストに、スペイシーなシンセ・ポップと躍動感溢れるアフロ・ビートを融合させた、デーナ自身が「トロピコア」と呼ぶのにふさわしい夏にぴったりのトロピカルなサウンド。ビーチ・パーティーの賑やかさから夏の終わりの切なさまで、夏に捧げる愛と喜びの気持ちをぎゅっと閉じ込めた、最強のドリーム・ポップアルバムの誕生。
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掲載: 2012年07月20日 18:53