シューゲイザーのカリスマ、アストロブライト4年振り新作
轟音キング4年振りの新作!シューゲイザーのカリスマ=アストロブライトが遂に動き出した!前作『One Hit Wonder』から4年、より暴力的なフィードバック・ノイズと、よりアンビエントなアトモスフィアが融合した白昼夢のようなサウンドは、聴くだけでトリップすること間違いなし。これは天上の調べか、それとも、黄泉の国から湧き上がる轟きか?黒田隆憲(シューゲイザーディスクガイド監修)
世界各国から生まれては消えるニューゲイザーのバンドを退け、現行バンドの中でも抜群の人気とカリスマ度を誇るアストロブライト。スコット・コルツのソロ・プロジェクトとしてアストロブライトが誕生したの1994年。以来、アメリカと日本で数枚のEPやアルバム、コンピレーションに参加、2002年の初来日公演では超満員に膨れ上がった会場を圧倒するステージを披露し、日本のシューゲイザー・シーンにも一石を投じ、若きシューゲイザーバンド達に大きな影響を与えた。
2005年に発売されたアルバム『ピンクシャイニー・ウルトラブラスト』ではCOALTAR OF THE DEEPERSのNARASAKIがマスタリングを担当。そしてゼロ年代以降のシューゲイザー・アルバムの金字塔とも言われる名盤『ホワイトノイズ・スーパースター』を2007年にリリース。NARASAKIがギターでも参加、さらにHARTFIELDのYUKARI TANAKAがヴォーカルで参加し国境を越えたシューゲイザー・サウンドで新たなファンを獲得した。
2008年、前作とは異なるドローン・ノイズが全編を占める挑戦的なアルバム『ワン・ヒット・ワンダー』をリリース。この年にマイ・ブラッディ・バレンタインは復活を遂げるのだが、ここからアストロブライトは長い沈黙期間に入る。そして4年の月日が流れ、2012年。マイブラ・リマスター発売で沸くシューゲイザー・シーンに呼応するかのように復活。新作『オール・ザ・スターズ・ウィル・フォール』を日本先行でリリースする。
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掲載: 2012年10月19日 19:05