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ダークスター、ワープ移籍第1弾アルバム

Darkstar

「レディオヘッドのエモーショナルなサウンド、ブライアン・イーノのサウンドやリズムに対する大胆かつ勇敢なアプローチ、ビーチ・ビーイズのクラシックな前衛的ポップ。それらの交差する場所にダークスターは存在する」-<WARP>オーナー、スティーブ・ベケット

海外メディア、そしてワープのオーナーであるスティーブ・ベケットが絶賛!プログレッシブ・ロック、アンビエント、テクノ、ヒップホップ、グライム、ダブステップ……そしてUK音楽史が辿り着いた“ダークスター”という絶景。

「この作品には、命が宿ってる。独特の幻想と時間の中で流れてるんだ」メンバーのジェイムス・ヤングが言うとおり、ダークスターのセカンド・アルバム『NEWS FROM NOWHERE』は一瞬で耳を奪われてしまうほど美しい幕開けで始まる。

00年代半ば、エイデン・ウォーリーとジェイムス・ヤングの2人からなるダークスターは、初期のグライムやダブステップといったエレクトロニック・サウンドを融合することから活動をスタートさせた。そしてコード9主宰の<Hyperdub>からシングル「Aidy’s Girl Is A Computer」をリリースしたことで一気にその名を轟かせることとなる。その後、ヴォーカリストのジェイムス・バッテリーの加入を経て、バンドへと発展したダークスターはデビュー・アルバム『North』をリリース。同作品は2010年の国内外の各誌年間ベストに取り上げられ、高い評価を獲得している。

『North』リリース後のツアーで、世界をまわった3人は、ロンドンの喧噪から離れるように、ウェスト・ヨークシャーの田舎にある一軒家にこもり、トリオとしては初めての作曲作業を行った。つまり今作とは、そこで過ごした時間が反映された作品である。アルバムでは「日常生活」に潜むその“ストーリー”を緻密なサウンドスケープへと昇華させながら、実にリリカルに紡いでいる。また、本作のプロデューサーにはソニック・ブーム、フッド、ワイルド・ビースト、エジプシャン・ヒップホップらを手がけるリチャード・フォームビーを起用。英国プログレッシブ・ロック、非典型的なテクノ、ヒップホップから受けた影響は、バッテリーのメロディ・センス、声、そしてテープ・マシーンやアナログ・シンセサイザーなどを駆使し、こだわり抜かれた一音一音が繋がり、そして幾層にも重なりあった万華鏡のような作品へと形を結んだ。“どこでもない場所”から届いた便りには、UK音楽史の未来が綴られている。

 

 

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2012年12月26日 19:27