マーク・ガードナー(ex-Ride) も認めた期待の新星シードウェラー
シードウェラーはイタリア・ローマを拠点に活動するバンド。ギターのクリスティアーノのヴォーカルに女性ベーシスト、パオラのコーラスが絡む透明感のあるサウンドを特徴とし、シューゲイズ/ ギターポップ・ファンから注目を集めている。
2012年にはポーランドのグダニスクで行われたシューゲイズ、スペースロックのフェス「Space Fest」に、マーク・ガードナー (ex-Ride)、レイ・ディッ カティ(ex-Spiritualized)、スティーヴ・ヒューイット (ex-Placebo)、クリス・オリー(from Six By Seven) といった錚々たるたるミュージシャンと共に若手代表として出演し、その実力を世界で高く評価される。
本国イタリアではアソビ・セクスやザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートといった新世代のバンド達ともツアーをしており、シューゲイズムーブメントの立役者の一角として世界に認知されている。
2012年に12インチで数量限定リリースされた本作“Signs Of A Perfect Disaster”は名門<Rough Trade>でも好評を博し、正当派シューゲイズバンドらしいエフェクティブかつ透明感溢れるバンドサウ ンドと、ライドの遺伝子を受け継いだシューゲ界屈指のメロディーメイカーとして知られる彼等の切な いメロディが印象的な快作である。ストイックな彼等らしい名曲揃いの本作はオールドスクールからニューゲイザー、<CAPTURED TRACKS>世代まで幅広いファンの耳に受け入れられるだろう。
ボーナストラックには、2009年にドイツの<2&1>から発表され、既にソールドアウトとなっているアルバム『love is coming』から4曲を収録。『love is coming』は日本のコアなリスナー達から支持されながらも日本では未発売だった為、喉から手が出るくらい欲しいと言うシューゲイズ・ファンも多い事だろう。
彼らの才能を決定付けたキラーチューン「Just Between Us」や疾走感溢れる「She's In Ecstasy」、ライドを彷彿とさせる「Hear No Sound」など、珠玉の名作が詰まった貴重な特別編集盤。なお、本作のCD化は<HANDS AND MOMENT>から世界初となる。
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掲載: 2013年03月06日 17:27