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インディー・ロック大本命作!サッド・デイ・フォー・パペッツ新作登場

Sad Day For Puppets

 

MGMT、Mew、エディターズなど蒼々たるバンドとのツアー共演を含むヨーロッパ・ツアー、そして2011年の来日公演も記憶に新しいストックホルムのインディー・バンド、サッド・デイ・フォー・パペッツ。本作『Come Closer』ではさらに聴き手の間近にアンナのヴォーカルが聴こえるように、そのヴォーカルの魅力を伝えることをテーマに置いたという。

シューゲイザー/オルタナティヴ志向の前作と対照的にソングライターのマーティンの作曲センスは80年代MTV~ホワイトファンクまで取り込み、新しいSDFPの世界を作り出す。切ないリフを刻むギター・サウンドはそのままに、ヴィンテージ・シンセサイザーを絶妙に効かせたエアリーな音作りはアンナのヴォーカルを一層際立てている。

アルバム冒頭を飾る「Cold Hand」はタイトなリズムとギター、甘酸っぱいシンセサイザーの音色が絡み合う何度でもリピートしたくなる名曲。またアンナ自身がマイケル・ジャクソンの発声を意識したと話している80'sホワイト・ファンク~ストロベリー・スウィッチブレイドな雰囲気のミディアム・ナンバー「Stardust」、ジョイ・ディヴィジョン的シンセが澄み渡るSDFP王道メロディの「Human Heart」、こちらも意図的な80'sカレッジ・ロック・テイストとアンナのヴォーカルの相性が最高なアップテンポ・チューン「Senseless」など冒頭4曲だけでその充実ぶりが伺える大傑作!

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2013年03月21日 15:40