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カナディアン・インディー・ロック期待の若手、エーカーズ・オブ・ライオンズ新作

Acres Of Lions

 

2013年2枚のアルバムで日本デビューを果たしたエーカーズ・オブ・ライオンズ。90年代の良き音楽を継承しつつもどこかより身近なサウンドを聴かせてくれていたが、さらに自分らしさに磨きをかけ、春のマスターピースとして申し分のない作品を作り上げた。

ヴォーカル/ギターを努めるジェフはyoutube上に弾き語りにて影響を受けたバンド達のカヴァーを披露し、その中で自分達の音楽への情熱に気づくことが多かったようだ。バンド・サウンド一つ見ても多くの手法が使われ、またバンド自身も新しい物を作り上げる事に執着し迷走し続ける中で、ギター一本と歌だけでも自分達の世界観を表現出来るというシンプルでありながらも最も難しい手段を選んだエーカーズ・オブ・ライオンズこそ、今後のカナダのシーンにおいて重要な存在として注目すべきである。

 

 

【バイオ】

ブリティッシュコロンビア州(カナダ)、ヴィクトリアで結成。90年代のエモバンド、特にゲット・アップ・キッズやジミー・イート・ワールドから多大な影響を受けた。2009年にリリースしデビュー作となった『ワーキング』は地元紙で「今後注目しつづけるべきバンド」「カナダ西海岸からスローンへの回答」など絶賛される。国内のフェス、CMW、Juno Festなどにも出演しツアー後は大きなファンベースを築く。2011年にセカンド・アルバムとなる『コレクションズ』をリリース。よりポップさを高めた作品はバンドの評価を更に上げ、ブリティッシュコロンビア州ではトップ20バンドの一つとして注目を浴びる。リリース後は日本国内ではブリオンに所属しているテン・セカンド・エピックのツアーをサポート。2012年に続き、2013年もトロントで行われるカナダ・ミュージック・ウィークに出演するなど活動の幅を広げている。

【関連作品】

エモからインディー・ロックへ、エーカーズ・オブ・ライオン

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2013年04月28日 12:14