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【タワレコ特典付き】歴代の名曲を網羅!リッチー・ブラックモアズ・レインボー、ライヴ作品登場

Ritchie Blackmore's Rainbow

 

1993年にディープ・パープルを電撃脱退したリッチーは、自らのリーダー・バンド、リッチー・ブラックモアズ・レインボーを復活させ、アルバム『孤高のストレンジャー』を発表。同作に伴うワールド・ツアーでは1995年11月に日本公演も行われているが、本作はその前月、10月9日にドイツのデュッセルドルフ『フィリップスハレ』で行われたライヴを収録したものだ。当時ドイツのTV番組『ロックパラスト』で放映されたライヴの音声をリストア&リマスターしたのが本作である。

リッチーのハード・ロック・ギタリストとしての軌跡をたどる、このステージ。「威風堂々」~「虹の彼方に」という、レインボーのファンにはおなじみのイントロから始まるショーは、『孤高のストレンジャー』からの最新ナンバーの数々に加えて、「銀嶺の覇者」、「ロング・リヴ・ロックンロール」、「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」、「スポットライト・キッド」など、レインボー時代の名曲の数々をプレイ。ベートーヴェンの交響曲第9番をロック・アレンジした「治療不可」や、長年演奏されることがなかった「王様の神殿」、そして『孤高のストレンジャー』にも収録された「スティル・アイム・サッド」ヴォーカル入りヴァージョンも披露される。ディープ・パープル時代の「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「紫の炎」、再結成パープルの「パーフェクト・ストレンジャーズ」も演奏されるなど、ハード・ロック・ギタリストとしてのリッチーの道程を1時間40分で一望できる、ヒストリー・ライヴだ。

リッチーのギター・プレイもまた、彼の歩んできた道を振り返るかのごとく、ハード・ロックの歴史を形作ってきた名フレーズが次々と繰り広げられる。このツアーでヴォーカルをとったのは、ドゥギー・ホワイト。歴代の名シンガー達のヴォーカルを再現、一躍その実力を知らしめた彼は、後にイングヴェイ・マルムスティーンやマイケル・シェンカー、タンクなど、さまざまなトップ・アーティストと行動を共にすることになる。さらにレインボーの『ストリート・オブ・ドリームス』(1983)でもプレイしたチャック・バーギが参加。タイトでパワフルなドラミングを聴かせている。新加入のポール・モリス(キーボード)、グレッグ・スミス(ベース)も見事なサポートぶりを見せ、リッチーが奔放に弾きまくる下地を作っている。

新作からの「エーリエル」では、ヴォーカリストとしてキャンディス・ナイトが参加。リッチーはワールド・ツアー後、公私のパートナーである彼女とブラックモアズ・ナイトを結成することになる。本作はリッチーのハード・ロック時代の総決算であるのと同時に、新たなる旅立ちへの序章という位置付けをすることが可能だ。リッチーのエレクトリック・プレイはもちろんのこと、多くの楽曲は今後ステージ演奏される可能性が低く、歴史的価値も絶大なものだ。

現在では中世/ルネサンス路線を追求しているリッチーによる、ハード・ロック時代の最後の一撃!

【ミュージシャン】
リッチー・ブラックモア(ギター)
ドゥギー・ホワイト(ヴォーカル)
ポール・モリス(キーボードヴォーカル)
グレッグ・スミス(ベース/ヴォーカル)
チャック・バーギ(ドラムス)
キャンディス・ナイト(ヴォーカル)

【タワレコ特典付き】先着:ポスター

 

 

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タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2013年06月11日 20:16