ドリーム・シアター、通算12作目となるスタジオ・アルバム
コンスタントに作品をリリースし、常に進化しているプログレッシヴ・ハードロック・アイコン、ドリーム・シアターによる、通算12作目となるスタジオ・アルバム!今作は、バンド史上初となる自らのバンド名をタイトルに冠したセルフ・タイトル・アルバム。そこからも、新たなるドリーム・シアターの幕開けとも位置付けられる今作に対するバンドの意気込みが見えてくるだろう。
前作レコーディング前に、誰もが耳を疑う出来事がバンドを襲う。オリジナル・メンバーでありバンドの中心人物でもあったマイク・ポートノイの脱退だ。ポートノイを失ったバンドがどう動いていくのか、世界中が注目していたのだが、オーディションを経てバンドに参加したのが、名手マイク・マンジーニ。新たな布陣で制作された前作『ア・ドラマティック・ターン・オブ・イヴェンツ』は、ポートノイ不在の不安を見事にかき消すほど高水準の作品に仕上がり、世界各国から絶賛を受けた作品となった。
前作ではマイク・マンジーニは実際のドラム・レコーディングのみに参加、という形になったのだが、今作では楽曲制作段階からマイク・マンジーニを加えて行われている。彼の卓越したドラム・センスと音楽センスがドリーム・シアターという常に前進し続ける巨大な怪物にどのようなエッセンスを加え、どのような新しいドリーム・シアター・サウンドが展開していくのか、期待は尽きない。プロデュースは前作同様ジョン・ペトルーシが担当、ミックス/エンジニアにはニューヨークにあるCove City Sound Studioの指導者でもあり、過去エアロスミスやラッシュなどを手掛けてきたリチャード・チッキが担当。ドリーム・シアターが歩むあくなき音楽探究の旅は、今新たなステージへと進んでいくのだ…!
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2013年07月03日 18:32