フェネク・ソレール、エレクトリック・ロックの王道を突き進む新作
ダンスフロア寄りな、エレクトリックサウンドを基調にベン・ダフィーの澄み渡るハイトーンヴォーカルがなんともドラマティック!いわば、エレクトリック・ロックの王道ともいえる、メジャーサウンドの極み!フェネク・ソレール待望の新作、遂に完成!
前作でみられた、フレンチ・エレクトロの脈を継いだトラック(Contender、LA Love、Battlefieldなど)をベースにしたテイストは、やや更新され、ヴォーカルを基本にしたドラマティックな展開をメインにしたという印象がこの新作アルバム。前作で言うと、「Kitsune Maison」にも収録された“Stop and Stare”のような叙情的かつ4つ打ちアップテンポ的な曲を多く収録。4つ打ち的とはいえ、生楽器の演奏はしっかりしているところは、やはりこの人達。テクニックはしっかり持ってます。
シンセとヴォーカルが織りなす壮大なスペクタクルM1「Youth」をはじめ、先行カットで2012年から話題になっているM2「All I Know」、西海岸を彷彿とさせる爽快サウンドM3「In Our Blood」、ダンス寄りな前半とはまた違った一面をみせるタイトル曲M4「Ritual」、これぞフェネク・ソレールといったダンサブルなポップ感が炸裂するM5「Last Forever」、M7「Fading」など。とにかく、“わかりにくい曲”は一曲もナシ!メジャー感溢れる最強の新作です!
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掲載: 2013年08月15日 20:14