ティーン・デイズ、早くもサード・フルアルバムが完成
2012年に待望のファースト・アルバム『All Of Us, Together』、そしてセカンド・アルバム『The Inner Mansions』を立て続けにリリースしたカナダはバンクーバーのエレクトロニック~ドリーム・ポップの才人、ジェイミソンによるソロ・プロジェクト、ティーン・デイズのサード・アルバム『Glacier』が完成!日本のみでCD化!
先日デジタルのみでセルフ・リリースされたEP『The House On The Mountain』ではエモーショナルながらややフロアよりのエレクトロニック・サウンドをみせていた。もちろん本作もその延長線上と言えるサウンドではあるが、よりメロディは洗練され、浮遊感に満ちたアトモスフィアとエレクトロニクスが絶妙のバランスで融合し、アンビエントなテイストとカラフルなビート感覚が秀逸な展開力のもと絡み合いドリーミーなサウンドを構築。もちろんジェイミソンのおぼろげに溶け込むようなゴーストリー・ヴォーカルも健在だ。
『The Inner Mansions』ではアコースティックな音色も織り交ぜていたが、本作ではエレクトロニックな質感が主体になっている。『Glacier』とは「氷河」のことで、そのサウンドからもクールで幻想的且つ荘厳な趣きがありつつ、ドラマティックで神秘的な様相が展開される。ボーズ・オブ・カナダやビビオ、ティコ、ウルリッヒ・シュナウスなどに通ずる世界観が繰り広げられる。
本編とは別に日本のみのボーナス・トラックとしてBサイド・トラックが4曲追加収録!こちらは本編に比べるとリズムが立ったサウンドが主体で、ダンサブルな風合いのティーン・デイズ節が味わえる。
『Glacier』(氷河)は晩夏の納涼に、そして秋のムードにもフィットするクールなサウンドだ!
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掲載: 2013年09月19日 09:59