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モーターヘッド、新作『AFTERSHOCK』登場

Motorhead

 

1975年のデビューから一貫してハイスピード、ハイヴォルテージ、ハイオクタンなロックンロールを突き詰めているモーターヘッド。

デビューから38年、これまで以上にストイックで無頼な21作目のスタジオ・アルバム『AFTERSHOCK』が登場した!!今年夏、体調不良によりヨーロッパ・ツアーを途中でキャンセルせざるを得なかったレミーだが、心配ご無用!ノース・ハリウッドのNPGスタジオでレコーディングされた本作には、これまで同様、いやそれ以上にモーターヘッドがモーターヘッドたるすべての要素が--肩で風を切り、ダーティーなグルーヴをハイスピードで轟かせるロックンロールが--過剰なまでに詰まっている。

一度耳に入ったら二度と頭から離れなくなること間違いなしのリフとフックをもった「Heatbreaker」からのフィル・キャンベルのギター・アタックが強烈な「Paralyzed」、さらにリッケンバッカーがその唸りを轟かせる「Going To Mexico」をはじめ、『AFTERSHOCK』には“モーターレジェンド”級の楽曲が揃っている。更に紫煙にまみれたバイカー・ブルース「Dust And Glass」、閉店前のバーに漂うメランコリーに似た雰囲気を匂わせる「Queen Of The Damned」、更に熱く、また湿っぽくもある「Lost Woman Blues」など、一杯のグラスと共に疲れた男たちを癒し、また酔わせるブルースも収録されている。

「買える奴は買え!どうしても買えない奴は盗んでよし!」と吠えるのはレミー・キルミスター。本作の出来栄えに誇りを持っている彼は、この数か月間、彼の自宅やライヴの楽屋を訪れた人たちに、新作のラフミックスを大音量で聞かせまくっていたという。その新作について、ギターのフィル・キャンベルはこう語っている。「このアルバムが持つヴァリエーションの広さは、俺たちが楽曲を深く掘り下げ、結果、ここ数年で最高の作品を作り上げたことを表していると思う」ドラムスのミッキー・ディーも彼の言葉を肯定しながら、こう続ける。「今作は、本当に、すごく強力なモーターヘッドのアルバムになった。このバンドがモーターヘッドたる定義が全てここにある」

もはやモーターヘッドは一つのバンド名ではない。モーターヘッドという一つのジャンルなのだ。本作『AFTERSHOCK』でその定義を体感せよ!

 

 

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2013年10月24日 13:07