ウィズイン・テンプテーション、ターヤとの共演曲を収録した最新EP
これまで全世界で300万枚のCD/DVDセールスを記録し、ワールド・ツアーでは50万人を動員。30のゴールド・ディスク/プラチナム・ディスクを獲得してきた、ヨーロッパはもちろん世界中で絶大なる人気を誇るウィズイン・テンプテーション。美しい容姿のフロントウーマン、シャロン・デン・アデルを擁した、オランダ出身のシンフォニック・メタル・バンドが、新曲4曲を収録したレーベル移籍第一弾作品となる最新EPをドロップ。
■シャロンとターヤが初デュエット
タイトル・トラックの「Paradise (What About Us?)」では、シンフォニック・メタル・シーンもうひとりの歌姫、ターヤを迎えたデュエット曲。シャロンとターヤのデュエットが正式にレコーディングされるのは今回が史上初。まさしく二大歌姫の夢の共演。
■正式メンバーが揃った新編成によるオリジナル作品
公私ともにシャロンとパートナー関係にあるオリジナル・メンバーのロバート・ウェスタ―ホルト(g)は、2011年からツアーに帯同することのない、作詞作曲やレコーディングのみに関わるメンバーになった。これは、シャロンとの間に出来た、まだ幼い3人の子供の世話をするためである。本作でも、ギターのプレイはもちろん、プロデュースやミックス、作詞作曲の面でバンドを支えている。
また、2011年の前作『THE UNFORGIVING』(米Billboard TOP200初登場50位)で、アディショナル・ギター・パートを弾いたステファン・ヘレブラッド(g)が、ロバートの後任として本EPから正式メンバーに。また、前作ではサポート・ドラマーを迎えてのレコーディングだったが、この作品では2011年に加入したマイク・コーレン(ds)が叩いている。つまり、ロバートを含めて、7人の体制で制作に臨んだ初のオリジナル作品ということになる。(補足:現ラインナップでの作品としては、2013年発表のカヴァー企画アルバム『THE Q-MUSIC SESSIONS』がある)
■ニュー・アルバム絶賛制作中
現在、「THE UNFORGIVING」以来、2年半振りとなる通算6作目となるオリジナル・フルレングス・アルバムのレコーディングを進行中。2014年初頭のリリースが予定されている。
■2年半の間も精力的に活動
祖国オランダで2位、ヨーロッパ主要国でトップ10入りした前作を携え、バンドは精力的な活動を続けてきた。2011年夏は欧州の多くのフェスに出演し、その後、北米やヨーロッパをツアーし、翌2012年初頭には南米をまわった。同年夏には、<Sonisphere>(英国&スペイン公演)、<Masters Of Rock>、<Rock Werchter>、<Summerbreeze>という主要ロック・フェスに参戦。11月には、Il Novecentro Orchestraや元メンバーを迎えて、デビュー15周年を祝うスペシャルなショウ<Elements>をベルギーで行なった。さらには、2012年より次なるアルバムの曲作りも開始。また、2012年に、ベルギーのラジオ局『Q-Music』発案の企画で、カヴァー・アルバムを制作。翌年リリースし、カヴァー・アルバムにもかかわらず母国のチャートで5位にランクインするなど、話題を呼んだ。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2013年10月25日 11:44