味わい深いアナログ・サウンドを再現! アンドレ・ナヴァラの名盤、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲・新マスタリングCD登場
往年のフランスの名チェロ奏者、アンドレ・ナヴァラ(1911~1988)がアナログ最盛期の1977年にステレオ録音したバッハの無伴奏チェロ組曲全曲は、「名曲、名演、名録音」の代名詞のようなセットであり、LPレコードでの初発売以来、CD時代になっても幾度となく再発売されてきました。
とくに2012年に発売された3枚組のSACD(Calliope GKMC904)は、名録音技師ジョルジュ・キッセルホフ(Georges Kisselhoff)によるオリジナル・アナログ1/2インチ幅テープからの手間暇かけたオーディオファイル向け復刻で評判を呼んだのは記憶に新しいところです。
今回はそのSACDリマスタリング時に作成されたCD用マスターからのCD化であり、CD2枚に収録されています(CD1:69分24秒、CD2:70分17秒)。音質はナヴァラのチェロの音が非常に鳴りっぷりの良い、厚みのある音で入っており、アナログ録音の良さを感じさせる内容となっています。SACD化の際の丁寧なリマスタリングを、手軽な価格で体験できるCD2枚組の登場です。
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(第1~6番)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
[仏カリオペ 1643AB(2CD)]
既発売の同曲のSACD盤(品番:GKMC904)のCD盤です。
(※同じ録音内容の品番:PHU017は廃盤となりました)
掲載: 2013年12月16日 11:51