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エレクトロ・ポップ・ユニット、キャピタル・シティーズ国内盤デビュー

Capital Cities

 

キャピタル・シティーズは口髭がトレードマークの2人のシンガーソングライター/マルチ・インストラメンタリスト、ライアン・マーチャント(Ryan Merchant)とセブ・シモニアン(Sebu Simonian)により結成されたロサンゼルス発エレクトロ・ロック・ユニット。

シリア生まれ、レバノン育ちのアメリカ人、シモニアンは内戦を避けるため移住したカリフォルニアでピアノと歌のレッスンを受け、15歳の時に初のバンドに参加。大学では音楽学部の学位を取得した。一方サンフランシスコで生まれ育った根っからのカリフォルニアンなマーチャントは10歳でピアノ、12歳でギター、高校生のときにドラムを習得。マイケル・ジャクソン、ダニー・ハサウェイ、スティーヴィー・ワンダー、ジョニ・ミッチェルに影響を受け、大学にてジャズピアノやボーカルを習う。

2008年、2人はインターネットのコミュニティー・サイト、“Craig's list”で出会い、ジングル制作を開始。CM曲として話題となったデヴィッド・ボウイの「スペース・オディティ」のカヴァーを始め、大企業のCM曲を手掛ける。また、シネイド・オコナーの「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー」やTupacのサンプリングを使用したピンク・フロイドの「ブリーズ」のカヴァーは、Hype Machineチャートで1位を獲得。そのセンスの良さが光る2人のカヴァーは口コミやインターネット上で広がっていく。

2010年にバンド活動を始めると、2012年12月にEP、『キャピタル・シティーズ』をリリース。トランペットが際立つキファンファーレ的シングル、「セーフ・アンド・サウンド~僕らはダイジョウブ」は、企業キャンペーンやCMに使用されロングセラーヒットとなり、ついには全米TOP10入りを記録。アメリカ以外の国々でのトータルセールスは100万枚を超えた。2013年6月にはデビュー・アルバム『イン・ア・タイダル・ウェイブ・オブ・ミステリー』がキャピトル・レコーズ/LAZY HOOKSからリリース。シングルのミュージック・ビデオは同年のVMAにてベスト・ビジュアル・エフェクト賞を受賞。こういった活躍の末、米ピープル誌は彼らを今後最も活躍が期待されるアーティスト「ONES TO WATCH」に選出。世界のフェスでからも引っ張りだこの存在となった。

その後、ベースにマニー・キンテーロ(Manny Quintero)、トランペットのスペンサー・ラドウィグ(Spencer Ludwig)、ギターのニック・マーウィン(Nick Merwin)、ドラマーのチャニング・ホルムズ(Channing Holmes)が2人に加わり、“キャピタル・シティーズ”として世界中のフェスティヴァルを駆け巡ることとなる。日本では2013年サマーソニックにて初来日を果たし、誰もの予想を上回るダンサブルなパフォーマンスは会場が熱狂の渦に変えた。2014年、1月に日本ツアーが決定し再来日する彼らを祝し、日本でも待望の国内盤『キャピタル・シティーズ』がリリース!まだまだハッピー・ムーヴメントは広がり続けることに間違いない!

 

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2013年12月18日 12:33