英国メディアが大注目!21世紀の音楽的ボヘミアン、コナン・モカシン
NME、ザ・ガーディアン、Qオンライン、ラフ・トレード、デイズド・アンド・コンフューズド・デジタルなど英国のメディアが大注目!レディオヘッド、MGMT、グリズリー・ベアなども絶賛した、ニュージーランド出身、今は英国を拠点とするソフト・サイケ・シンガー・ソングライター、コナン・モカシン。
2011年、エロール・アルカンのPhantasyレーベルからファースト・アルバム『FOREVER DOLPHIN LOVE』をリリース。母親に勧められたから、という理由で制作されたこのアルバムは、レディオヘッド、グリズリー・ベア、ジャンゴ・ジャンゴ、ホラーズなどから絶賛され、そのソフト・サイケ・サウンドに英国をはじめとする米欧各国のメディアから高評価のレビューを得る。レディオヘッドのオーストラリア・ツアーのサポートを務め、さらに2013年はシャルロット・ゲンズブールのライヴ・バンドとしてツアーに同行していた彼が、遂にセカンド・アルバムをリリース!
『CARAMEL』と名付けられたこのセカンド・アルバム。この言葉の持つ響きが気に入った、という理由から生まれたこの作品は、コナン曰く、ある種のコンセプト・アルバムだという。「(前作の)イルカが出ていくところから始まるんだけど、そのイルカを心底愛していたボス(男)は嘆き悲しんでいる。そこから次のアルバムが始まって、やっと男の気持ちは上向きになる……それからカーレースと衝突事故が起きて……」と本人は「この作品はアルバムであること自体がコンセプト」なのだと説明する。一般人にはシュールにも思えるこの世界観こそ、コナンが英CLASH MUSICが評することろの「これぞ真の内なる世界の宇宙飛行士」たる部分なのだろう。
前作はソフト・サイケデリックなサウンドだったが、今作には、そこにソウルやファンクの要素も加わり、ケビン・エアーズやシド・バレットなサイケデリックさにスクリッティ・ポリティのソウルフルな部分を足した様な、まるでプリンスがカンタベリー・ミュージックに挑戦したようなミステリアスなサウンドとなっている。しかもアルバムのかなりの部分を、東京のホテルの一室でレコーディングされたという。その名残を「It's Your Body (Part Five)」や、所々に聞こえる日本語から聴くことが出来る。
既にこの新作『CARAMEL』を英メディアも絶賛!MOJO誌は「多才の所業」と4つ星レビューで取り上げ、サンデー・タイムズ紙のカルチャー面では「ああ、何とワンダフル」と、そしてMIXMAG誌では「説明を拒むサイケデリック・ポップ」と評され、UNCUT誌でも「太陽にやられたエクゾティカ」とレビューで4つ星を獲得している。
ニュージーランドで生まれ育ち、英国を拠点にし、ニュー・アルバムを東京でレコーディングした音楽的ボヘミアン、コナン・モカシン。早耳を自負するなら、このアーティストはマストで押さえるべき!
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掲載: 2014年01月16日 13:25