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ザ・ブラック・キーズ、全世界が注目する最新作が完成

The Black Keys

 

このかっこよさを全米だけのものにしておくのは勿体ない!ギター&ドラムという変則編成でありながら、ハード・ドライヴィングなロック・サウンドをかき鳴らす、現代ロックンロール・シーンの中核に存在するザ・ブラック・キーズによる最新作、遂に降臨!

ロックの持つ衝動的な荒々しさを持ちながら、緻密に計算された繊細さすら感じさせるサウンドで、圧倒的な支持を得る、ダン・オーバックとパトリック・カーニーからなるこの二人組。前作『エル・カミーノ』、前々作『ブラザーズ』共にグラミー賞3において3部門を受賞、全米ではプラチナム・ディスクを獲得するという記録を打ち立てているこのザ・ブラック・キーズは、正に時を超えたロックの輝きをまばゆいばかりに発揮する、時代を揺さぶるロックンロール・バンドなのだ。

3月24日(月)に突如公開された、グルーヴ感溢れるシングル曲「フィーヴァー)を聴けば、アルバム『エル・カミーノ』発表後のおびただしい数のツアーや、メンバー二人が様々なアーティストのプロデュースを行ってきた事で、そのローファイで衝動的な爆発力に繊細さにあふれるサウンドを織り重ねていく、という彼らの最大の魅力により磨きがかけられている事がわかるだろう。これこそ現代ロックンロール・シーンにおける最高のマスターピースとなるのだ!

アルバム・タイトル『ターン・ブルー』は、1960年代に放送されていたホラー番組、Ghoulardiのキャッチフレーズを元につけられたという。この言葉をアルバム・タイトルに冠した彼らは、今作でクラシック・ホラー・ムーヴィの持つあの異質で怪異な世界観をザ・ブラック・キーズ的に表現した、とも言えるだろう。陰気でありながらどこかコメディ的なタッチも感じさせる世界観が、彼らの繊細なサウンド・ワークとローファイな衝動的ロックンロールでどう表現されるのか…、全世界が注目するこの最新作に、期待は膨らむばかりだ。

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2014年05月01日 11:31