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ルイス・エサが1970年に録音したカルト的ブラジリアン・アルバム

Luiz Eca

タンバ・トリオなどで活躍し、ブラジル音楽ファンならば誰もが知っている天才ピアニスト、ルイス・エサ。彼が1969年にユニットを結成し、70年にレコーディングしたレア盤の代名詞のような超有名盤がこれです。78年になってようやくメキシコの小さなレーベルRVVからLPがリリースされた本作は、基本はセルメン風ソフトロックでありながら、サイケデリックで実験的な要素も漂うストレンジなサウンドが特徴。60年代後半に世界的潮流となった、ヒッピー・コミューンのブラジル版ということもできるでしょう。若き日のジョイスやナナ・ヴァスコンセロスも参加しています。なにせ、ルイス・エサというビッグ・アーティストのレコーディングが、メキシコのマイナー・レーベルから数百枚単位の極少プレスでリリースされていたということで、一時期は世界中のブラジル音楽ファンが血眼になって探していたほど。
内容は文句なし、初々しい感性に満ち溢れた傑作です。ミルトンの曲をカバーした1曲目「Homen Da Sucursal」のはちきれんばかりのエネルギーに、この時代のブラジル音楽の勢いが見て取れるのではないでしょうか。まだ未聴のブラジル音楽ファンの方には、ぜひともオススメしたい一枚です。2014年最新リマスター音源を使用して、初の国内盤CD!

掲載: 2014年05月13日 16:57