北欧の空気感とジェイムス・ブレイクのビートを兼ね備えた、ハンドレット・ウォーターズ新作
スクリレックスのレーベル<OWSLA>初のインディ・バンドは、EDMとは対照的な透明感溢れる幻想的サウンドを披露。ピッチフォークが「2014年最も期待の1枚」として名前をあげ、先行シングルを<BEST NEW TRACK>に選出するなど海外メディアから注目を集める。
フロリダ州ゲンスヴィル出身の男女4人組フォークトロニカ・バンド、ハンドレッド・ウォーターズ。2012年にリリースされたデビュー・アルバム『Hundred Waters』がステレオグラムの2012年ベスト・ニュー・バンドに選ばれ、またピッチフォークでは8.1点と高い評価を獲得。
その後スクリレックスに気に入られ、彼の主宰レーベル<OWSLA>とインディ・バンド初契約をかわし、スクリレックス、ディプロ、グライムスとの北米ツアーに同行やThe XXの前座を務めるなど早耳の音楽ファンから常に動向が話題になっていた。
待望の新作は、ジェイムス・ブレイクやロンドン・グラマー、ソンと共振する森閑で息を飲むほど美しいサウンドスケープに、ビョークやファイストを彷彿とさせるニコル嬢の透明感溢れるエモーショナルなヴォーカルが波紋のように広がり、ダーティー・プロジェクターズやバット・フォー・ラッシーズの様な独特な雰囲気を醸し出している。
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掲載: 2014年05月22日 14:02