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ジェイムス、11枚目のスタジオ・アルバム

James

 

レコーディングの前、ティム・ブースは矢継ぎ早に母と親友を失った。そのため、死についての歌がアルバムには多く収録され、タイトルもラ・プティ・モール(=小さな死)となったが、一方で、これは信じられないほどアップリフティングで希望を与えるレコードでもある。

先頃、バンドは2014年の7月にマンチェスターでおこなわれる「Summer In The City」でヘッドライナーを務めることを発表したが、リリース後は積極的に各フェスティヴァルに出演し、英アリーナ・ツアーをおこなう予定となっている。2007年の彼らの再結成は、創造的にバンドを再充電した「再臨(セカンド・カミング)」と広く考えられている。なぜなら、再臨後も彼らは定期的にツアーをおこなリリースを続け成功を収めているからだ。

ジェイムスは1981年にマンチェスターで結成。現在のメンバーはTim Booth/ティム・ブース(vo)、Larry Gott/ラリー・ゴット(g)、Jim Glennie/ジム・グレニー(b)、Saul Davies/ソール・デイヴィス(g, violin)、Mark Hunter/マーク・ハンター(key)、David Baynton-Power/デヴィッド・ベイントン・パワ(ds)、Andy Diagram/アンディ・ダイアグラム(trumpet)。ファクトリー・レコードより数枚のシングルをリリース後、1986年にメジャーのサイアーからデビュー・アルバム『Stutter』をリリース。セカンド・アルバム『Strip-mine』(1988年) をリリース後、1990年にリリースしたサード・アルバム『Gold Mother』が大ヒット。UKチャートの2位を獲得する。次のアルバム『Seven』(1992年)もUKチャートの2位を獲得。UKチャートの3位を記録した1993年の5枚目のスタジオ・アルバム『Laid』は、イギリスのみならずアメリカでも成功を収めた。その後、『Wah Wah』(1994年/ UKチャート11位)、『Whiplash』(1997年/ UKチャート9位)、『Millionaires』(1999年/ UKチャート2位)と次々にヒットを飛ばし、この間にリリースされたベスト・アルバム『The Best Of』はUKチャートの1位を獲得した。

2001年には 9枚目のアルバム『Pleased to Meet You』(UKチャート11位) をリリースするも、ヴォーカルのティム・ブースの脱退により活動休止。2007年、ティムの復帰と共に活動を再開。発表されたライヴは直ぐにソールド・アウト。同年のT In The ParkやV Festivalでもプレイした。2008年には10枚目のアルバム『Hey Ma』をリリースし、UKチャート10位を獲得。2010年には2枚のミニ・アルバム『The Night Before』『The Morning After』をリリースした。

 

 

 

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掲載: 2014年05月22日 14:04