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ボサノヴァとメタルの融合!? 話題バンド“Huaska(ウアスカ)”

Huaska

ネット上でも話題となっているブラジルのロックバンド“Huaska”(ウアスカ)のアルバム。メンバー自ら“ボッサ・メタル”と称するその音楽性に、大きな注目が集まっています。
日系人と思われるラファエール・モロミザト(Vo)を中心に、2002年にサンパウロで結成された“Huaska”(ウアスカ)は、なんとボサノヴァやサンバといったブラジル音楽に、ヘヴィーメタルを融合させるという、まさに水と油のようなジャンルを融合させた斬新なサウンドがその大きな特徴となっています。ただ、勘違いしてほしくないのは、そのサウンドがどちらのジャンルのファンにとっても“カッコイイ”と思える点。よくあるミクスチャー・ボッサや、エスニック・メタルとは一線を画していて、ズバ抜けた演奏力と迫力、そして高い音楽性を感じさせてくれます。
2012年に発表された本作は、プロデューサーになんとエウミール・デオダートを迎えた超意欲作。さらにデオダート本人や、女性歌手エルザ・ソアーレスがゲストに加わるなど相当な意気込みが感じられます。ここで取り上げているのは、彼らのオリジナルのほか、ボサノヴァの名曲「想いあふれて」のカヴァーなど。ゴリゴリのメタル・サウンドと、ガット・ギターやカヴァキーニョ、サンバの打楽器を加えた本格的ブラジリアン・サウンドとのコントラストは、これまでになかった新鮮さと驚きに満ち溢れています。

 

 

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2014年06月17日 16:43