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NME“2014年に聴くべき40枚”選出!ハニーブラッドがデビュー

Honeyblood

 

2012年初頭にスコットランド・グラスゴーで結成されたスティナ・トウィーデイル(ヴィーカル/ギター)とショナ・マクヴィカー(ドラム)によるガールズ・ロック・デュオ。彼女たちのキャリアは自宅のバスルームでレコーディングしたカセットテープのリリースや地元でのゲリラライヴなどDIYな活動から始まったが、2013年イギリスの老舗インディーレーベルFatCat Recordsからのファースト・シングル「Bud」、2014年5月にはフル・アルバムに先駆けたセカンド・シングル「Killer Bangs」をリリース。

そのバンド名のようにスウィートながらも堂々としたグランジ・ポップサウンドがNME、MOJO、Gardian、Fader、Pitchforkなど数多くのメディアで話題に。さらに、パーマ・ヴァイオレッツやスレイ・ベルズのサポートアクトやThe Great Escape、T in The Park、SXSW等のフェスティバルへの出演など、バンド結成からわずか2年足らずの間で急速にグラスゴーのインディーミュージックシーンで注目を浴びる存在に成長していった。
 
そして待望のファースト・フル・アルバムとなる『Honeyblood』が完成。ザ・ナショナルやインターポール、そしてFatCat Recordsの多くのアーティストも手掛ける名プロデューサー、ピーター・ケイティスと共に、2013年11月に米コネティカットで10日間でレコーディングされたという本作は、清々しいワイルドさとピュアなスウィートさが混在する、完成度の高いインディーポップ・アルバムへ仕上がった。

自由で疾走感のあるローファイ・パンク~インディーポップの中にルーツ音楽的な要素を取り入れたソングライティングによる、キャッチーなフック満載のメロディーラインが魅力的なハニーブラッドの楽曲たち。スティナの強さと美しさを併せ持つ魅惑的な歌声と、スリリングなギターと迫力のあるドラムがタイトに絡み合うガレージ~グランジポップ・サウンドは、短い活動歴や最小限の楽器編成など微塵も感じさせず、素晴らしく構成され自信に満ち溢れている。

ベスト・コースト、ハイム、フランキー・ローズなどのガールズロック~インディーポップバンドと比較されているが、ハニーブラッドが影響が受けたというバンドにはブリーダーズ、PJハーヴェイ、スローイング・ミュージズらの名前を上がっており、90年代オルタナティブ~グランジ色が前途のバンドよりも濃く出ているのも大きな特徴。すでにイギリスのトップ音楽メディアNMEが”2014年に聴くべき40枚”の1枚に選出し、アルバムレビューでも(10点中)9点と高得点をつけている、グラスゴーのベスト・ニュー・バンド、ハニーブラッドから目が離せない!

■CD−R収録内容
01 - TRAAMS - Selma
02 - The Growlers - Big Toe
03 - We Were Promised Jetpacks - Safety in Nunbers
04 - Honeyblood - Killer Bangs
05 - Mazes - Astigmatism
06 - PAWS - Owls Talons Clenching
07 - Gentle Friendly - Love And Weather

 

 

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2014年07月16日 14:06