インディ・ロック・シーンに現れた超逸材、オールウェイズ
チャーチズやウォーペイント、サヴェージズなどなど、様々なタイプの“女系バンド”が脚光を浴びる昨今のインディ・ロック・シーンにまたしても現れた超逸材!
キュートなブロンド少女、モリー・ランキンを中心とした女性2人+男性3人から成るトロントの若き5人組、オールウェイズ(Alvvays)。TIME が「今年のSXSW で絶対に観るべきバンド」として、テンプルズやアウスゲイルと共に取り上げたり、NME Rader がSXSW 2014のベスト・バンドの1組に選出したりと、現地メディアでは既に大盛り上がりの彼女達による大注目のデビュー・アルバムが遂に完成!
C86~Sarahレーベル直系のノイジー&ジャングリー・ポップをカリフォルニアの太陽の下で掻き鳴らしたような<アノラック×サーフ・バンド>なギター・サウンドは、ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートやヴェロニカ・フォールズ、ベスト・コーストといった今主流のlate 80's~early 90's リバイバルの流れを汲むものながら、そのタダモノじゃない胸キュンっぷりがこのバンドの真骨頂!
全編に渡って容赦なく畳み掛けられる甘酸っぱすぎる美メロとピュアな歌声の応酬には、聴く側も思わず自らの青春時代の恋模様やら焦燥感やらモラトリアムやら何やらをアレコレ重ねあわせちゃうもんだから、終始胸を締め付けられっぱなしで、徐々に冷静ではいられなくなってくる……そんな思春期の魔物のようなアルバム。
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掲載: 2014年07月17日 16:13