USシューゲイズの新星、ソフト・シャドウス
アメリカ、ポートランドを拠点に活動するソフト・シャドウズはジューン、トゥイ、ライアンの3人から成るシューゲイズ・バンド。ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートの持つピュアでキラキラしたギター・ポップに、ワイルド・ナッシングやDIIV、ビーチ・フォッシルズを世に送り出した<CAPTURED TRACKS>のサウンドにも通じるささくれ立ったエッジーなサウンドをシネマティックな世界観で見事にミックスし、数多く存在するシューゲイズ・バンドの中でも異彩を放っている。
2014年4月にはアメリカ国内でホラーズ、トラヴィス等数々の大物バンドからも熱い支持を受けるUKの5人組トーイと共演し、要注目のインディーバンドとして注目を集めた。
デビュー・アルバムとなる『Reverb Is for Lovers』はどこか物憂げで、薄いベール様なリヴァーヴとノイジーなギターサウンドから「ソフィア・コッポラのロスト・イン・トランスレーションを想起させる美しいサウンド」と評される。
軽快かつサイケデリックなオープニング・トラック「Reverb Is for Lovers」、ザ・レヴォネッツを彷彿させる叙情的でロマンティックなリード・トラックの「Whatever You Say」、ジーザス&メリーチェインの影響を感じるガレージ・サーフ・サウンドの「Cheap Signals」や「Country Lights」などを収録した新旧シューゲイズ・ギター・ポップ・ファンも納得のアルバム。
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掲載: 2014年08月26日 19:21