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ザ・シャーラタンズ、12枚目のアルバム『モダン・ネイチャー』をリリース

The Charlatans

 

2013年、バンドのドラマー、ジョン・ブルックスは脳腫瘍の為に他界した。そうした苦難を乗り越えて完成したのが『モダン・ネイチャー』だ。「ジョンは、新しいシャーラタンズのアルバムを作るべきだ、と断固として譲らなかったんだ。そんな彼の意志を常に頭の中に置いておかなくてはいけない」とトニー・ロジャースは語っている。

2014年1月、バンドはチェシャーにある自身のスタジオ、ビッグ・マッシュルームに入った。「夏に曲を書いている時は本当につらかったんだ。フリーズして全く前進しなかった。だから自分たちをハッピーにしてくれるような曲を書くようにしたんだ」とティム・バージェスは語る。

こうして完成したのが全11曲を収録した12枚目のアルバム『モダン・ネイチャー』だ。アルバムには2014年の秋に限定リリースされた「トーキング・イン・トーンズ」他が収録され、シャーラタンズとバンドの長年のエンジニア、ジム・スペンサーの共同プロデュース。ミックスはアーケイド・ファイアやポーティスヘッドを手掛けたクレイグ・シルヴェイがおこなった。

またジョン・ブルックスに代わり、ザ・ヴァーヴのピーター・サリスベリー、ニュー・オーダーのスティーヴン・モリス、ファクトリー・フロアのゲイブ・ガーンジーがドラムをプレイ。ケイト・ブッシュのバッキング・シンガーであるメラニー・マーシャルとサンドラ・マーヴィンも参加している。ストリングスはステレオラブ、ハイ・ラマズのショーン・オヘイガンが手掛け、ブラスはデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのジム・パターソンがおこなった。

彼らのキャリアの中で最も素晴らしいアルバムだ、と既にQ誌はアルバムを評している。

 

 

 

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掲載: 2014年12月15日 13:06