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60's女流ソウル最後の秘宝、ヘレン・スミスが残した唯一作

Helene Smith

マイアミ・ソウル最後の砦、'60sソウル最後の秘宝。超レアというだけでは語りつくせない幻の一枚であり、ウィリー・クラークの伝説的レーベル"Deep City"に残された唯一のLP作品であり、ベティ・ライト以前のマイアミを語る上で忘れがたい女流歌手、ヘレン・スミスが残したたったひとつのアルバム。芳醇な60'sソウルの香りと青春のういういしさが胸いっぱいにあふれる究極のガールズ・ソウルが復活します。

1960年代のマイアミ。まだAlstonもTKも無かったこの地のソウル・シーンを沸かせたのは名プロデューサー、ウィリー・クラーク率いるDeep Cityレーベルでした。NumeroのEccentric Soulシリーズで2編にわたって紹介されたこの伝説的レーベルを牽引した中心的存在がヘレン・スミス。マイアミ・レディ・ソウルの女王がベティ・ライトだとすると、彼女以前に存在したもっとも重要なシンガーがヘレンです。70年代初頭で歌手活動を止めてしまったため、残された音源はいずれも貴重。オリジナルは$2,000オーヴァーとも言われるアルバムにシングル音源2曲を加えました。少女の面影と青春の陰りをわずかに宿したその歌声が、粘るようなサザン・ソウル・ビートに映える、宝石のようなアーリー・ソウルをお楽しみ下さい。

ほとんどの曲をプロデュースするのはウィリー・クラークと後に彼女の夫となるジョニー・ピアソル。楽曲を提供するのはクラレンス・リード、リトル・ビーヴァーらマイアミの顔役たち。Soul Jazzのコンピ『Miami Sound』でもフィーチャーされたのが強烈なファンクM04「You Got to Be A Man」。ビートの弾力と張りのある歌声が絶妙にマッチしたキラー・ファンクです。優しさと可憐さにあふれたM01「A Woman Will Do Wrong」や腰の強い歌い回しにしびれるM03「Wrong Or Right - He's My Baby」、ドラマティックなマイナー曲M10「True Love Don't Grow On Trees」など、ディープなバラードも泣けます。オーティス・レディングのカヴァーM13「Pain In My Heart」の味わい深さはオリジナルを超えるとの噂も。

●世界初CD化
●オリジナル盤を忠実に再現した紙ジャケット仕様
●解説:鈴木啓志
●Soul Investigationシリーズ

タグ : ソウル復刻&発掘

掲載: 2015年01月08日 16:08