セイント・ペプシに続く逸材！正体不明のトラック・メイカー、ブラックドアウトCD化

SAINT PEPSI、GIRAFFAGEなどを抱える新進マネージメントがそれらに続く逸材として発掘した謎のプロデューサーのデビュー・フルアルバム。

2013年に『BLACKEDOUT EP』をリリースしでデビュー、そして2014年に初のアルバムとな
る本作『R.I.P. BLACKEDOUT』を発表。ネット界隈を中心に話題となるが、その正体はいまだ謎に包まれている。

バラム・アカブやGIRAFFAGEなどを想起させる変調ヴォイス・サンプリングを巧みに操り、図太い低音と抜けの良いビート、そしてキラキラとしたアトモスフェエリックなエフェクトやシンセを駆使してインディR&B、アンビエント、チルウェイヴ、ベース～ビートミ
ュージックまでを横断。

独特のグルーヴと浮遊感が融合していくサウンドはサイケデリックで内省的ありながら、心地よさと中毒性に満ちており、前述のバラム・アカブやXXYYXX、ブラックバード・ブラックバードなどに続くエレクトロニック・トラック・メイカーとして今後頭角を現していく存在になることは間違いない。日本のみでCD化。