サンフランシスコのインディ・シーンを代表するデュオ、ザ・ドードーズ話題の新作
サンフランシスコのメリック・ロングとローガン・クローバーによるギター&ドラムのデュオ・バンド!
POLYVINYL への移籍第一弾となった前作『CARRIER』は最高傑作と評され、初来日公演を果たし日本のインディロックファンに確かな存在感を刻んだザ・ドードーズの新作は、これまでの彼らの持ち味である2 ピースとは思えないパワフルさと変幻自在なカラフルさを兼ね備えた演奏と、同時に繊細を感じさせるアレンジ、そしてエモーショナルなメロディのミックスと言うスタイルを磨き上げまくり、あらゆる面でのダイナミズム、豪快さが増したロックな内容にしあがりました!
2ピースと言えば轟音ぶちかまし系のバンドが多いですが、彼らはポスト・ロック等を経たテクニカルな演奏技術とアンサンブルを飄々と曲の中に落とし込み、多彩なリズムパターンで曲を色付け、歌心炸裂のエモーショナルなメロディを武器としたオーセンティックでありつつハイブリッドなインディ・ロックを展開!
90年代エモやポスト・ロックからの影響と、デス・キャブ・フォー・キューティー以降な印象のUSインディ・ロックな影響を取り入れつつも、前に向かい、開拓精神、実験性、冒険心を結実させた崇高さすら感じさせるインディ・ロックに昇華!テクニカルな要素は憎いまでにさらりと見せる、ドヤ感なしの感じがたまらないです!
通算6枚目にして、もはやとんでもない地点にまで到達しています!
レコーディングはデス・キャブ・フォー・キューティーやスプーンを手がけるタイニー・テレフォンが参加、エンジニアはディアフーフ等を手がけるジェイ&イアン・ペリッチと言う盤石の体制で完成!
タグ : UK/US INDIE
掲載: 2015年01月22日 10:19