ヴィヴィアン・ガールズのキャシー・ラモーンが遂にソロ活動を始動
2014 年初頭に惜しまれながらも解散したUS インディー・ガールズ・バンド、ヴィヴィアン・ガールズ。ベース/ボーカルのケイティー・グッドマンはLa Sera、ドラムのアリ・コーラーはUpset、そしてギター/ボーカルのキャシー・ラモーンはWoods のKevin Morbyとのザ・ベイビーズとして活動してきた彼女たちですが、のキャシー・ラモーンが、遂にソロ・アーティストとしてのキャリアを始動!
LAやNYのいろいろなアパートでキャシーが一人で制作したという本作は、アコースティック~エレキ・ギターをかき鳴らす弾き語りアレンジに、そっと寄り添うようなタンバリンやゲスト参加のアリエル・ピンクのベースの音色が深いリヴァーブの中で溶け合う、ローファイ・ガレージ・ドリーム・フォークといった趣のとてもシンプルな構成。
失った愛をテーマにした歌詞を切なげなマイナーコードのメロディーに乗せて歌うキャシーの歌声は、話し声のようにフラジャイルで、とてもプライベートで親密な雰囲気とぶっきらぼうな不器用さを同時に醸し出し、そして、シンプルな構成だからこそのメロディーの良さや彼女のチャーミングな魅力が全面に押し出されています。
また、ヴィヴィアン・ガールスを彷彿させるようなピュアさやストレートさはこのアルバムにも健在で、あのバンドでのキャシーの存在の大きさを改めて感じると共に、新しい一歩を歩み始めた彼女の今後のソロ活動にも期待大!
CD化は日本のみ。日本盤CD は歌詞・対訳付き。
『これはヴィヴィアン・ガールズでボーカルとギターを担当していたキャシーのレコードです。彼女が一人で1年かけてレコーディングしたんだ。みんなが気に入ってくれたらいいなと思っているよ。グッバイ!』-Ariel Pink (アリエル・ピンク)
タグ : UK/US INDIE
掲載: 2015年02月13日 11:48