ノルウェーからトロピデリカ・バンド、ブラッディ・ビーチが登場

ノルウェーらしくメンバーは多種多様なバンドに参加しており、特に中心人物のクリス・ホルムはノルウェーグラミー賞を受賞。あのMODULARよりワールドリリースされたヤング・ドリームスのメンバーでもあり、ノルウェーの大人気シンガーソングライター、ソンドレ・ラルケのバンド・メンバーでもあります。

ロック、サイケデリック、ダブ、アフロビート、ディスコ、パンク、レゲエ、ポップのカクテル・ミュージック！

自ら“TROPIDELICA”（トロピデリカ)と称するそのサウンドには様々な音楽的影響をミックスし、既にブラッディビーチ流のサウンドとして消化しきっているものすごい完成度のアルバムとなっています。

血に訴えかけるアフロビートの躍動感、トリップ感をたっぷりのサイケ、ダブ、そしてレゲェの要素。ロックのダイナミズム！そこにノルウェーの伝統的なカラフルかつひねくれたポップエッセンスをミックスした極上すぎるサウンドは、ノルウェーと言う土地でしか産まれなかった突然変異的なポップミュージックと言えるかと！単なるディスコビートではないトロピカルでカラフルな躍れるグルーヴは心底圧倒的です。

圧巻のセルフ・プロデュース力。ミックスを手がけたのはノルウェーの若手最重要アーティストであるヤング・ドリームスの天才マティアス・テレズ！またしてもノルウェー。本当に恐るべき国です。大いに刺激的すぎる大傑作！

■ヤング・ドリームスによるドリームポップの傑作が日本盤化