ティーン・デイズ、最新EP『A World Away』がボーナス曲収録で日本のみCD化
ティーン・デイズは2012年にファースト・アルバム『All Of Us, Together』、セカンド・アルバム『The Inner Mansions』を立て続けにリリース。続く2013年にサード・アルバム『Glacier』を発表し、その後初来日も果たした。そのドリーミーなサウンドはここ日本でも多くのリスナーに受け入れられている。
本作は元々北欧~ヨーロッパ・ツアーに先立ってリリースされたEPである。『Glacier』の延長線上ともいえる冷ややかななアトモスフィアを孕んでいるが、冒頭の「Sun Burst」では、ミニマルなシンセ・ループにティーン・デイズらしい抑揚のあるベースに珍しいドラマティックなピアノ・フレーズが介入する、新機軸とも言えるサウンドを展開。その後もクールなムードを維持しつつも、カラフルなシンセやリヴァービーなギター、図太いビートを駆使して、アンビエント的テイストも漂うダンサブルでエモーショナルなティーン・デイズ節のドリームスケイプを展開。新旧の作風が織り交ぜられた絶妙なバランスで構成されており、現在の彼の創作への充実ぶりが窺える秀作。
日本のみのボーナス・トラック6曲を加えたアルバム仕様にてCDリリース。
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掲載: 2015年03月11日 17:42